安価なファストファッションを支えているのは、こういう産業構造なのだというドキュメンタリー映画のようです。
ファッションに限らず、極端な安価で提供されている製品・サービスには、少なからず同じような現実がありそう。
こういうコストカットが「企業努力」ってことになるのが、怖い気もします。
「THE TRUE COST」公式サイト
http://truecostmovie.com
日本語字幕版もあるようです。
下記のリンク先の記事、本当かどうか解りませんが面白い記事でした。
Appleの開発で大切なことはプロトタイプを作ることで、
しかも、そのプロトタイプには高いクオリティが望まれるようです。
そうだとしたらAppleの開発現場には夥しい数のボツになったプロトタイプがありそう(笑)
他の企業には宝の山に見えるかも。
ラクな方法だとは思えませんが、費用を抑えながら完成度を上げる創造的な方法なのでしょう。
映像ではなくプログラムで描画されてるということらしいです。
上の動画は録画してアップされてるものですが、本当のジェネレイティブなバージョンは、 http://www.dennis.video/ で再生できるらしいです。
再生にはWebGL対応のブラウザが必要。
なんだか、自分が何を見ているのか解らなくなるくらい新しい感じ。
スマホにプロジェクターが付いてるなら、それだけで便利そうですが、さらに投影型のキーボードが出現します。
おもしろいインターフェイス。
魅力的ですが、発熱とかバッテリーとかどうなんでしょう。
Lenovoの「Smart Cast」というスマホだそうです。
どういう仕組みで指先の動きを検知できるのかよく解りませんが、このインターフェイスは幅広いデバイス機器で応用できるようです。
個人的には、スマートウォッチにそんな複雑な入出力は要らない気がします。
それがスマートウォッチの革新的なところだとも思ってます。
本当に革新的なデザインはどのように生まれるのか・・・、そのマジックを引き起こしたアラン・ケイ自身が説明してます。
1. 革新(innovate)ではなく発明(invent)しよう。 問題発見は問題解決に勝ります。
2. そこは研究所ではなく、芸術家のコミュニティです。
3. 最高の人材を揃えたら、彼らに投資して、彼らを管理しないことです。
4. グループの名称は、曖昧で差し障りのない名前にしよう。
5. アラン・ケイ のような人物を雇うこと。
(これは、アラン・ケイ本人の言葉ではなく、 David Liddle の言葉だそうです。)
元記事はこちら
5 Steps To Re-create Xerox PARC’s Design Magic (From The Guy Who Helped Make It)
アラン・ケイは、個人の活動を支援するパーソナルコンピュータという概念を提唱して、持ち運びできるコンピューターを構想して、グラフィック・ユーザー・インターフェイスの先駆者でもあります。
Macintosh も Windows も、そのインスピレーションはパロアルト研究所から得たものだったようです。
XEROX Palo Alto Research Center (ゼロックス パロアルト研究所) についてはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/パロアルト研究所
アラン・ケイについて詳しくはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/アラン・ケイ
展示は速水御舟を中心とした同時代の画家のグループ展のような感じでした。
昔から御舟の絵が好きでしたが、こうしてまとめて展示を見たのは初めてかも。
寒鳩寒雀もたぶん初めて見た。
Samsung Design Americaで製品戦略とユーザーエクスペリエンス・デザインのヘッドをしていたKevin Leeさんの記事。
愚痴っぽい記事ですが、日本の会社にも当てはまりそう。
英語でよく解らない部分もありますが・・・
サムスンとアップルの企業文化、韓国とシリコンバレーの文化の違い、お互いを尊重しあってプロジェクトを進めることができない原因・・・・
などのようです。
元記事はこちら
http://www.fastcodesign.com/3042408/why-samsung-design-stinks
以下抜粋です。
「韓国のビジネスは縦社会で儒教文化で個人主義よりも総意が重視される傾向があります。
サムスン本部では、管理職は上の管理職にレポートを提出して、その管理職はさらに上の経営者にレポートを提出します。
新しいデザインはこのプロセスを通過する過程で経営者たちの収益性を正当化できるようにする必要があります。」
「シリコンバレーのデザイン会社とはお互いを尊重することがありませんでした。お互いを尊重することは成功に不可欠です。一人ですべての知識を持ち合わせている人はどこにもいません。優れたデザイナーであっても同様です。」
「(サムスン社内で)市場に出たら他社を倒産させるような、素晴らしいコンセプトやプロトタイプをいくつも見ました。それらが発売に至らなかったのはアイデアが良くなかったわけでもなく、サムスンが良いデザイナーを採用しなかったわけでもありません。 文化的、経営的、構造的な問題が絡み合っていました。」
「サムスンの収益モデルは多種多様の製品バリエーションを価格帯ごとに提供する薄利多売に依存しています。
一方、アップルの製品は絶妙にデザインされた少ないバリエーションで総合的なユーザーエクスペリエンスを提供して支持されています。
2014年の第4四半期では、アップルもサムスンも売上高はおよそ450億ドルでしたがアップルの利益はサムスンの倍でした。」
「アップルの手法はシリコンバレーの他の成功例にも見受けられます。
それらの成功例を手掛けたシリコンバレーのデザイン会社はサムスンとの仕事も手掛けましたが、サムスンとは反りが合いませんでした。」
「シリコンバレーのデザイン会社はサムスンとの仕事をやりにくいと言っていました。」
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