アートドキュメンタリー映画『アートのお値段』

ジェフ・クーンズのプレゼンテーション能力の高さは異常。
まだ思いついただけの段階の作品のイメージを、しゃべりだけであそこまで魅力的に伝えられる能力には、ぜひともあやかりたいです。
まだ制作されていない作品が売買されるというのも納得です。

現代アートの市場で実践されているマーケティングやブランディングは、コマーシャルな世界(広告、WEB、販促 など)のそれよりもはるかに複雑で洗練されてる気がしました。

現代アート作品は不動産や株式や仮想通貨と同様に投機の対象になっていて、アートとしての意味や価値とその価格の間には必ずしも明確な関係性はなさそうです。(不動産や株式や仮想通貨も、その意味や価値とその価格にも必ずしも関係があるわけではないかも。)

この映画に登場するアーティスト、ギャラリスト、コレクターの多くが、それぞれの価値観と方法でアートを愛していることがわかります。ただの投機熱だけでないアートに関わる生き様を見ることもできる映画でした。

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2019年9月24日 映像・映画