「あなたが持つカメラが、シンプルであればあるほど、そして機材の数を減らせば減らすほど、より良い写真が撮れる」という記事がデザインのツールにもあてはまりそう。

KenRockwell

長い年月の経験による識見です。
『”シンプルということ” by Ken Rockwell を日本語に訳した』

・・・・・さらに悪いことに、複雑な写真機というものは、アマチュア写真家に対して、永遠にクズ写真を撮り続けさせる。本当にどうでもいい、余計な情報、懸念、気がかりを与え続けることによって。・・・・・

その通り、まったく同感です。
これは、クラウドにしたからとかUX/UIの改善とかとは違うお話。

「機材沼」「レンズ沼」「カメラ沼」という言葉は、言い換えればデザイナーのツールにも同じ事が言えそうです。

少し飛躍した話かもしれませんが・・・
デザイン制作全般がデジタル化されることでデザインの仕事はデザインに集中できるようになるはずでした。でも、そのためのツールはデザイナーが把握できないほど複雑になって手間も増えてデザインの制作環境はデザイン以外のことに気が散らされるようになりました。
これらのツールの登場によって世間一般に拡散された「だれでも、カンタンに」のイディオムが、デザイン制作全般にさらに大きな問題をもたらしたかも。

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2014年4月27日 アイデア