コカ・コーラが自社サイトを大きく方向転換したようです。
まるでデジタルマガジンのようです。
以前に『コンテンツ マーケティングってなんだろ』で紹介した方向性のなかにあるように感じます。
社会との結びつきとか、ソーシャルとか、ブランドとか・・・
そういうことを考えてゆくと、
このように取材し編集しデザインして物語を紡いでゆく企業サイトになっていくのでしょうか。
ネットにおける企業のアイデンティティの示し方が変わってきたということでしょうか。
企業サイトの企画・制作・運営は新しい時代に入ったのかも。
興味深いです。
Rosemary Butcher は、長いキャリアをもつイギリスの著名な振付家だそうです。
時系列に限定した潔さ。
シンプルで解りやすくて美しいインターフェイス。
楽器もたくさん選べて、オートプレイもありますが、
音楽の才能がまったくないので、とんでもなくムズカしいです(苦笑)
こういうの、90年代のインターネットの夢だったような気がします。
「友達を招待する」って要素は、イマドキな感じ。
思い切ったインターフェイスのウェブサイトです。
単純なワードでナビゲートしてるし、インタラクションの動作方向も一方向にしてくれてるので、親切で解りやすいです。複雑に見えないように、よく整理されて、うまくできてると思います。
ウェブサイトのビジュアルデザインやインターフェイスデザインは、星の数ほどあるサイトのなかでアイデンティティを示すために、そのコンテンツに相応しく個性化される必要がある気がします。
先日紹介したカナダのマクドナルドの件、
http://designers-union.com/blog/archives/899
質問を受け付ける専用のサイトを作ってあったんですね。
ツイッター、Facebook、Google+ のアカウントでログインして、質問できてるみたい。
ソーシャルにしておくことで、「炎上」を回避できるのかな。
以前に紹介したもの以外にも、質問に答えた映像がたくさんあるようです。
実直な取り組みに思えてきました。
寄せられた質問に「テキスト」で「個人宛」に答えるのではなく、
「映像」で「ソーシャル」に答えるというのは、うまい方法な気がします。
上の画像の左が「ページ型」右が「ストリーム型」のメディア形式ということで、「ストリーム型」はつまりタイムラインのこと。
極論ではありますが・・・
『ウェブページ作り続けるメディアのスタイルに終止符を打って、ユーザーがカスタマイズできるタイムラインを生成するようにしよう』
という意見が議論されてるそうです。
興味深いです。
くわしくは、こちら。
『ストリーム型メディアの勃興 Webメディアの転換点』
http://mediaprobe.co.jp/blog/digitalmedia/2012/08/20/web-2/
長年のウェブデザインの変遷のなかには、何度か「ページ」のメタファーを脱却しようという動向がありましたが「ページ型」のサイトは生き残り続けました。その原因はCMSなどのツールの未対応、または広告のフォーマットにあると指摘されています。
少し視点を変えて、デザインの点から考えてみると・・・
「ページ型」のサイトが生き残り続けたのは、ウェブ以前の印刷物の手法が長く生き残り続けたことも原因のような気がしています。制作過程に多くの人が参入して、書いて、デザインして、チェックして・・という旧来のプロセスに馴染みやすいのも「ページ型」だったように思います。
また「ストリーム型」の情報は断片的で「編集」の機能をユーザーに委ねようとしているように思われます。これは、メディアの本質的な部分に関わることのような気がします。
今後も「ページ型」は生き残るでしょうか・・・。
それとも、「ストリーム型」に変わったり、新しい「型」が生まれてくるんでしょうか。
ウェブのデザインも変わっていくんでしょうか。興味深いです。
150年以上続く雑誌「The Atlantic」のウェブ展開として大成功してるとか・・・。
「雑誌」のメタファーを捨てて、ブラウザスクロールにしたのも潔いです。
デザインにも多くの「配慮」がなされているようで、
それらの「配慮」の方針は「閲読体験を最大化する」ということのようです。
ブラウザスクロールが最良の方法なのかは議論もありそうですが、
この方針は誠実だと思われます。
読者が読もうとしてる記事の横に、読者の気を引こうとしてる広告を盛りだくさん掲出するのは、よく思い返せば、やはり矛盾してますね(笑)
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