future_of_design_books

どれも日本語訳はなさそうですが、おもしろそう。
この夏の課題図書という感じでしょうか。
それぞれの本の内容よりも、どれも、データ、アルゴリズム、UX/UI とそのテクノロジーについての本だということに驚きます。これからのデザイナーの仕事の中核はこういうことになっていくということかも。

『数学の破壊兵器:どのように大きなデータが不平等を高め、民主化を脅かすか』
mass と math の語呂合わせのようです。
ブラックボックスになってるアルゴリズムが社会の不平等を広げていると指摘してるそうです。

『新しい都市の危機:都市が不平等を高め、分離を深め、中流階級が失敗する方法』
「創造階級(クリエイティブ・クラス)」という人たちによる都市計画に疑問を呈する内容のようです。

『Whiplash(鞭打ち):速い未来に生き残る方法』
MITメディアラボの伊藤穰一の著作。テクノロジーとテクノロジーが拓く未来の社会像のお話のようです。

『Play Anything:制限の楽しさ、退屈の使い途、そしてゲームの秘密』
ゲームデザイナーのイアン・ボゴストさんの本。
ゲーミフィケーションのことではなく、UX/UIの観点に役立つような内容のようです。

『データとゴリアテ:あなたのデータを収集しあなたの世界をコントロールする隠された戦い』
著者はプライバシーとセキュリティの専門家。
デザイナーの仕事がディストピアな監視社会の片棒を担ぐようなこともあるのかも。

紹介を読んだだけで、こういうことに理解を深める必要がある気がしてきました。勉強しないと。

くわしくはこちら >>
『Want To Understand The Future Of Design? Read These Books』
https://www.fastcodesign.com/90124464/want-to-understand-the-future-of-design-read-these-books

2017年7月9日

NAtionalGeographicInfographic_01

NAtionalGeographicInfographic_02

NAtionalGeographicInfographic_03

1888年の創刊以来128年間の雑誌のベスト・インフォグラフィックをまとめた本。
インフォグラフィックの “あるべき姿” を知ることができそうです。
知識とデータとビジュアルの総本山のという感じ。

こちらから購入できるようです。
National Geographic Infographics >>

2017年1月18日

今年も開催の世界のブックデザイン見てきました。
今年は展示点数が少なくなってるような感じ。

そのなかでカナダの絵本『Sidewalk Flowers』は魅力的でした。
文字はなくイラストだけの絵本ですが、あたたかいストーリーを感じさせる、いい絵本でした。

展示では、本の内容と装幀の造形が一体になっているような素晴らしい本が多くありました。

世界のブックデザイン2015-16 >>

Sidewalk Flowers (英語) ハードカバー >>

2017年1月5日

Dali_Cookbook_01

Dali_Cookbook_02

1970年代の本ですが、今年になって再販されたようです。
ちゃんとレシピも掲載されてます。
超現実のレシピじゃなくて、ちゃんと食べられるレシピだそうです。

ダリといえば、ずっと昔に図書館で借りた『天才の日記』がおもしろかったのを覚えてます。

こちらで購入できるようです >>

日本語の紹介はこちら >>

サルバドール・ダリが著した伝説の料理本『ガラの晩餐』(レシピ付)

2016年10月2日

today_meets_yesterday

デジタル社会、ネットワーク社会、ソーシャルネットとかが登場する前と後をピクトグラムでシンプルに表現し多本。どのピクトグラムもうまく言い得ていそうな感じ。

そういえば、そうだったな〜・・・という気がしてきます。

Yang Liu. Today meets Yesterday >>

2016年7月13日

100-ideas-graphic-design

『100 Ideas that Changed Graphic Design』という本の日本語訳。
日本語訳がないかなー、と思っていたら出てました。

くわしくはこちら

2016年2月22日

読んだ本もなかなかキュート。

2015年12月17日

Tibor_Kalman_Perverse_Optimist

世界有数のデザイン学校がオススメするデザイン本だそうです。
ほとんどの本を読んだ事がないです(苦笑)
トワイラ・サープの本くらい。

ティボール・カルマンの本と、ミルトン・グレイサーの「Drawing is Thinking」はぜひ読みたい。

詳しくはこちら
http://www.fastcodesign.com/3047814/35-books-every-designer-should-read

2015年6月29日

ホントかどうか解りませんが、$294038でプライベートジェットや著者とのディナーとかがついた超豪華特別版の1冊が販売されてるそうです。
その本は最初のページを開いたときからカウントダウンが始まって、24時間で本が自己消滅するとか(笑)

ジェームズ・パターソン著の『プライベート・ヴェガス』という本、スリリングな読書体験を提供するキャンペーンらしいです。

1000部限定の無料の電子書籍も24時間で消えるそうです。

コンテンツや作品が存続時間を自ら区切るというのは、アート的でおもしろいアプローチな気がしてきました。
ウェブのコンテンツも時間が経ったら跡形もなく消えて、人の記憶の中だけに存在するのがいいかも。

くわしくはこちら
http://www.jamespatterson.com

2015年1月22日

kamekura_yuusaku_ririku_cyakuriku

戦後のグラフィックデザイナー像の原型。
気楽なタッチの文体に、グラフィックデザイナーの悲哀が滲みます。
また、社交家としての亀倉雄策の姿も浮かんできます。

昭和のデザイン観は(良くも悪くも)ここから始まってる気がします。
中盤のエッセイは、どうでもいい内容も多かったです(笑)

21世紀のグラフィックデザイナー像ではないかもしれませんが、グラフィックデザイナーの正直な心情が描かれてるかも。

2014年11月17日