亀倉雄策著『デザイン随想 離陸 着陸』読了

kamekura_yuusaku_ririku_cyakuriku

戦後のグラフィックデザイナー像の原型。
気楽なタッチの文体に、グラフィックデザイナーの悲哀が滲みます。
また、社交家としての亀倉雄策の姿も浮かんできます。

昭和のデザイン観は(良くも悪くも)ここから始まってる気がします。
中盤のエッセイは、どうでもいい内容も多かったです(笑)

21世紀のグラフィックデザイナー像ではないかもしれませんが、グラフィックデザイナーの正直な心情が描かれてるかも。

Leave a Comment

2014年11月17日