なんか、ちょっと読んどいた方がよさそうな気がする本。
目次を見ると(ちょっと前のことのような気もするけど)気になっていて取り組めてないことがいくつか。
幅広くテーマを取り上げて、デザインとコードを同時に語っていそうな感じも好感。
本屋でちょっと内容を見てから買いたい。
それにしても、表紙はもう動物シリーズじゃないんですね。
おもしろそうなセレクション。
写真がいいからかも。
『Design rule index ─ デザイン、新・25+100の法則』はとても勉強になる本でした。
ブルーノ・ムナーリの『ファンタジア』には日本のデザイン教育の貧弱さを思い知らされた覚えがあります。
でも、読んだ事があるのは、そのくらい。
もっと読んでおくべきかなー。
電子書籍でなく、実書籍で手に入れたい。
「恥ずかしくないデザインをしたい。」という心境になります。
書かれたのは昭和49年、1974年頃。当時のデザインの課題の延長線上に今のデザインもあるんだなー、と感じられます。
『・・・いまは違う。専門分化なしに、何一つ作れない、工業化時代である。専門分化は折々、トータルなデザインを必要とする。専門と専門の間に谷ができるからだ。・・・』
21世紀のウェブサイトのデザインにおいても、細かく専門分化して専門と専門の間に谷ができてます。パソコンとインターネットで個人は拡張されていくはずなのに、その谷には脆い吊り橋だけが架かってるだけのような感じです。
デザイン以外の解決が必要なのかもしれませんが、デザインのできることはもっと深くて広いんだと思わせてくれる、おもしろい本でした。
「ただそれだけのこと」かもしれないけど、デザインとしてはちょっとおもしろい。
タイポグラフィでデザインされてることに意義があるような気がする。
これからの豪華本とし、こういう方向もあるのかな。
素晴らしいインフォグラフィック。
むか〜し、インターネット・マガジンっていう雑誌があって(いま思うとスゴい名前の雑誌)巻末にプロバイダの接続関係図がついていて、それが号ごとに巨大になっていったのを思い出しましたー(笑)
ジョナサン・アイヴ、ディーター・ラムス、レム・コールハースも収録されてるらしいです。
『ヘルベチカ、オブジェクト化、都市化』というタイトルもいいです。
テキストだけじゃなく膨大なムービーもあるらしい。
出版関係の方にお願いです。ぜひ、日本語訳で出版してほしいです。
いまは、kickstarterで資金調達。
http://www.kickstarter.com/projects/1019019367/helvetica-objectified-urbanized-the-complete-inter
この小冊子も欲しいですが、この紹介記事が興味深いです。
1995年から5年半刊行された『文字百景』も読みたくなります。
時代とともに「書物」をつくる仕組みが大きく変わって、この5年は「書物」をとりまくビジネスが変わって、「書物」を取り巻く環境と「書物」の定義まで変わってゆくような感覚です。
とても勉強になりそうです。
ちょっと欲しくなりますが・・・。高いですねー。
『Yellow Subversion — The Artwork of Yellow Submarine』
70cm × 50cm の贅沢なプリントと40ページのブックレットがボックスに入ったセットで、350部限定だそうです。
50by70から出版されてます。
http://50by70.com/volume3.php
101のアイデア・シリーズのひとつですが、おもしろかったです。
デザインを学んでいたのでは考えることのないアイデアもありますが、これからのデザインにはこういうセンスが必要かも。
こういうこと、もっと早くから意識してればよかった(苦笑)
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