車内のスクリーン表示の文字を一目で読みやすくする専用書体「ボルボ・センタム」

車内のスクリーンに表示されるフォントの可読性を高めることで、運転に集中できるようにして、安全性を向上させるそうです。
ロンドンのタイプスタジオ「ダルトン・マーグ」との共同開発。
流行を追うのではなく、目的を明確にして機能を追求するのは、スカンジナビアデザインらしい考え方です。

以下は記事からの抜粋です。

センタムは運転の現実を踏まえて設計された。走行中、外光の変化、画面のサイズや輝度の違いがあっても文字が明瞭に保たれる必要がある。ボルボによれば、文字間の曲線、太さ、スペースはすべて、視覚的ノイズ(テキストを素早く読み取るのを妨げる雑音)を減らすために調整された。

この動きは、読みづらいインターフェースのリスクに対する業界の関心が高まる中で行われた。近年、複数の自動車メーカーがダッシュボードデザインの問題で批判を受け、重要な情報が確認しづらいとしてリコールに追い込まれる事例が発生している。こうした状況下で、タイポグラフィは装飾ではなく、センサーやカメラ、運転支援システムと連動する機能的な安全装置として位置付けられる。

車載スクリーンだけでなくアプリやその他のデジタル接点にも適用され、ドライバーがスマートフォンで見る画面と運転席で見る画面の間に明確な視覚的連続性を創出する。

クルマのインターフェースは複雑になりすぎている気がします。運転中に読まなくてはならないスクリーン表示には問題があるのかも。
元記事を読むと、クルマに関連するデジタルツールのUI/UXをデザインするときに「ドライバー」を「ユーザー」として設定することにも間違いがあるような気がしてきます。
とても勉強になりました。

元記事はこちら
Volvo rolls out safety-first typeface designed to help save lives on the road >>

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2026年1月24日 UX / UI