「飲み会のカルチャーが帰ってきた」というビール会社らしいCMです。
人間味がある演出でオフィスに戻る人を励ますメッセージになっています。
コロナ禍のハイネケンのキャンペーンは、素晴らしいと思っています。
人が集まる場所で提供されるビールの会社として、人を支える取り組みをして、人間関係を祝福するメッセージを送って、ビールの会社として適切なブランディングをしています。
また映像の演出も秀逸だと思います。現実に起こっていることと演出上のファンタジーを上手に使い分けています。
世界的な惨禍を扱いながらファンタジーを伴う演出をするのは、やり方を間違えるとブランドを大きく毀損するリスクがあると思います。
広告やブランディングに関わって仕事をする者として、見習いたいです。
個人的には、リモートワークは企業のあり方を根底から考え直す重要な機会だったと思っています。
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