din_logo_applications

世界中のいろんな工業製品の統一規格。
そのロゴが少しリニューアル。少し変えただけですが適切にモダナイズされてます。
多くの企業ロゴもこういうリファインを繰り返すべきかも。

アプリケーションがフィボナッチ数列をモチーフにしてるのは紙のサイズ規格もDINだから。
この堅くて退屈な感じにこそ本物感があって、ドイツって感じです。

こういうシンプルでハードで理知的なデザインは、少しでもアニメ的になったり水商売的になったり素人っぽくなると大失敗しそう(笑)

デザインを手掛けたのは、こちらの会社だそうです
http://www.kleinerundbold.com/de/

pizza_hut_logo1

以前のロゴからシンプルにモダナイズされて、ピザを作る人のぬくもりを感じさせるリニューアル。
丸い赤地は、ピザ生地の上に伸ばしたトマトソースだそうです。

pizza_hut_applications

食品のブランドっぽくない「THE FLAVOR OF NOW」のゴツいタイプフェイス。
黒いピザ箱にハットだけのシンボル。
手作り感があって、ナチュラルで健康的なイメージ。

くわしくはこちら

たしかに、いままでairbnbのブランドイメージって、存在しなかったかも・・。
ブランディングとして、やりがいのあるデザインだったことでしょう。
だれもが描けるブランドアイデンティティって、すばらしい。

インターネットで旅行者向けのシェアルームのサービスを世界中に展開するairbnbはインターネットらしい、オープンマインドで(ちょっとヒッピーっぽい)ピースフルなサービスだと、以前から思ってました。

このリブランディングでは便利なサービスだけでなく、旅行先や旅の体験を共有するSNSのようなサービスへ向かっているようで、良い方向性を選択した気がします。

手掛けたのはこちら
http://www.wearedesignstudio.com/

くわしくはこちら。 ちゃんと各国語を用意してくれてるところは、さすが。
http://blog.airbnb.com/belong-anywhere-jp/

nescafe_logo

新しく、若い顧客に受け入れられるロゴにしたんだそうです。
なるほど、モダナイズされた感じです。

赤いアクセントは赤いマグカップの取っ手のイメージでしょうか。

手掛けたのはこちらのデザイン会社のようです。
http://www.cba-design.com

sothebys_logo

以前のロゴより、むしろクラシックで格式が上がった感じのロゴです。
あまり見た事ないですが『Sotheby’s magazine』っていいですね。

ウェブサイト、ステーショナリーなどにとどまらず、雑誌広告、エプロン、入札するときのあのプラカード(パドルっていうらしい)とかまで、デザインされてるようです。

アート・オークションって特別な体験ですから、こういう格式高いキメ細やかなブランド展開でゴージャスなUXに演出してくれてるんでしょうかねー。

くわしくはこちら
http://new.pentagram.com/2014/03/new-work-sothebys/

santa_brand_book

いくら読んでも、何を言ってるのか、サッパリわかりません。
これは、ブランディングを皮肉ってるジョークです(笑)

丁寧なことに、Pantoneのカラー指定やタイプフェイスとか用意されてます。

「サンタ」を「神」「社会」という競合(?)と比較しての、年齢別の妄信度を示すグラフは、ちょっとおもしろいです(笑)

くわしくは、こちら
http://www.quietroom.co.uk/santa_brandbook/one

sweden_national_identity1

Sweden-sans1

なんだか佐藤可士和っぽいですが(笑)
Sweden Sans ってフォントがいいですね。

制作したのはスウェーデンのデザイン・エージェンシー『Soderhavet』

7eleven_new

7eleven_old

手掛けたのは、WD Partners

店舗イメージも新しくしてるようです。
80年代〜90年代生まれの世代と女性に支持されるようにリニューアルしてるようです。

日本のナチュラル・ローソンみたいなものかな?

UNIVERSITY_OF_THE_ARTS_HELSINKI

UNIVERSITY_OF_THE_ARTS_HELSINKI_0

UNIVERSITY_OF_THE_ARTS_HELSINKI_1

UNIVERSITY_OF_THE_ARTS_HELSINKI_2

なるほど。

動き続けているロゴが、プリントされたときだけ静止するって、いまの時代の媒体に相応しいアイデンティティかも。

UNIVERSITY OF THE ARTS HELSINKI http://www.uniarts.fi/

デザインを手掛けたのは、こちら
『BOND』 http://www.bond.fi/

おもしろいです。

ロゴを作ってゆくのは、自分たちのアイデンティティを掘り下げてゆくことかも。

正しい選択をするのは、難しいです。