このくらい素晴らしい造本・装丁・デザインができたら、出版の未来は明るいでしょう。
実際に手に取って見ることができて、紙の本の素晴らしさを再認識せずにはいられない展示。
ドイツ、中国、オランダ など各国ごとに展示されていました。ブックデザインにそれほど詳しくないですが、日本の本は他国から1歩、2歩くらい引けを取る印象でした。
とくにオモシロかったのは、ドキュメンタリー系の本。
取材過程の資料を束にして纏めたような造本のが魅力的でした。
実際には数百部、数千部の部数が出版された印刷物なのですが、資料の実物を見るようなリアリティがあり、取材をしている人の温もりを感じさせ、ページを捲る楽しさがありました。
それぞれの本に添えられた解説も詳しくて良いです。図録がないのが残念。
無料だし、会期中にまた行きたい。
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