バブル、低迷、テロ、インターネット・・・といった時代の流れの中の「日本の」現代美術を振り返る展示でした。
懐かしい作品に会えました。見逃して忘れていた作品もあって楽しかったです。
昭和を通して描かれてきた大きくて普遍的な物語から、個人的な小さな物語に移行していったことがわかる展示でした。
そのテーマも2010年以降のSNSの台頭で霧散していったような気がしました。
遊び心がある作品の楽しい展示でしたが「数十年後に意味ある文脈に位置づけられるのか?」という気もしました。
そういう行く末のなさも「日本の現代美術」なのかも。
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