年末に10年ぶりくらいにテレビを買って、その設定の複雑さにウンザリしてました。
テレビって高い買い物なのに、ガッカリさせられる機能やデザインが多すぎ。
家電業界が撤退戦に突入していくのも納得できます。
「PLAiR」デザインもカラーもキュートだし。
もうこのさい、テレビはモニターとしての機能とUSB端子だけになてほしい気がしてきた。
くわしくは、こちら plair.com
キネクトとプロジェクターを使ってるそうです。
部屋の3D形状をスキャンして、それに合わせて映像を歪めて、プロジェクションマッピングのように映像を投影してるらしい。
なんか、すごい・・・。
散らかった狭い部屋に、これがあるのを想像すると、ちょっと笑えてくる。
あの有名な鋤田昌義の写真のアルバムカバーを使って、シンプルでラディカルで勇気あるデザインです。
賛否両論あるでしょうが、それがまた、カッコいいです。
デザインしたのはジョナサン・バーンブルック
質問に答えるカタチで解説してくれてます。
「なぜ、新しいビジュアルじゃないのか?」
「なぜ “HEROES” なのか?」
「なぜ白い四角が画像を隠してるのか?」
「なぜモノクロなのか?」
「なぜロゴなどに新しいデザインがないのか?」
「使われてるフォントは何か?」
「BOWIEとの仕事はどんなものか?」
このデザインに至るまでの迷いとか思考の積み重ねとか・・そういうのが少し見えてオモシロいです。
くわしくはこちら
http://virusfonts.com/news/2013/01/david-bowie-the-next-day-that-album-cover-design/
かわいらしいです。
子供が話すのを制してるのがいいです(笑)
まるでiOSのアイコンのような外観デザイン。
シャッターも変わったカタチになってます。
さらに、カメラ自体にWiFi機能があってinstagramのように写真が共有できるようです。
ちょっと欲しいかも。
この小冊子も欲しいですが、この紹介記事が興味深いです。
1995年から5年半刊行された『文字百景』も読みたくなります。
時代とともに「書物」をつくる仕組みが大きく変わって、この5年は「書物」をとりまくビジネスが変わって、「書物」を取り巻く環境と「書物」の定義まで変わってゆくような感覚です。
とても勉強になりそうです。
ついに発売されるそうです。
¥6,500くらいだというから、驚きです。
人気がでるかな。
メディアが変わる・・と言われ続けて10年くらい経った気がします(苦笑)
2013年こそホンモノでしょうか。
オモシロそうな記事なので、あとで読んでおこうかと。
『2013年 “ビジネスとしてのメディア” 方程式をどう解くか』
http://mediaprobe.co.jp/blog/digitalmedia/2013/01/04/2013/
『2013年に振り返る1836年の出版革命 ― 出版界のこれからとは』
http://jp.techcrunch.com/archives/20121007the-ebook-deja-vu-all-over-again/
10年くらい前に、メディア(とくに出版関連)が変わると言われていたときには、「輝かしい未来に向かって変わってゆく(けど時期尚早)」という感じでしたが、2013年は、切羽詰まって混沌とした感じになるのかも。
メディアも広告も、小さくてパーソナルなものに変わってゆくようです。
クルマのデザインはオモシロいです。
新しい「デザイン言語」が共通言語として受け入れられて価値を持つようになるのは、たいへんな我慢が必要かもしれません。
BMWやアルファロメオやベンツがどれほどの時間と努力を費やしてきたか・・・。
くわしくはこちら
ここ数年のあいだ「デザイン」は商品に付属する価値から、ブランドや企業のアイデンティティに付属するものに変わってきたように感じます。
「デザイン言語」を持ち合わせなく、アイデンティティがないことの脆弱さは、たいへんなことかも。
デザインを判断することは、今までよりも、ずっと難しい作業になっていく気がします。
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