1972年6月12日に設立されて、ちょうど50周年だそうです。
ペンタグラムは、建築家のテオ・クロスビー、グラフィックデザイナーのアラン・フレッチャー、コリン・フォーブス、マーヴィン・カーランスキー、工業デザイナーのケネス・グランジ の5人のパートナーによってロンドンで設立されました。
このパートナーという制度がよくわからないですが、大きな組織になってもうまく機能しているようです。
それにしても、素晴らしい作品群です。
映画『AKIRA』の背景画の原画59点の背景、レイアウト、コンセプト、イメージボードが展示されてるそうです。
次はロンドンで開催されるかもしれないそうで、いつか日本でもやってほしいです。
1988年にイメージした2019年の東京の原画です。
購入体験のビジュアルを充実させていくトレンドのようで、ショッピング広告に3Dモデル生成機能付きのARを利用した広告が登場しそう。
「パフォーマンスを最大化させるサービス」ということで、広告効果測定の目標が達成できていない理由をアドバイスするサービスが登場するようです。(もっと広告を出せというアドバイスが得られるかも。)
その他にも、きめ細かいサービスがたくさん登場しそうです。
2023年末にはサードパーティCookieが廃止予定ですが、明確な答えが提示できないようで、できればうやむやにしたい感じもします。
さあどうなるでしょう。
ブリジストン美術館がリニューアルしてアーティゾン美術館になって、はじめて行きました。
各フロアごとに違う企画の展示でおもしろかったです。
美術館の収蔵作品と現在の作家の作品を並置してその関連性を紐解きながら・・・という最近よくある企画ですが、ふたりの作家による絵画と写真の解釈が興味深い展示でした。
「見る」「写す」「描く」ことについて気づかされる内容でした。
リヒターの「写真論/絵画論」を思い出しましたが、より制作プロセスに近い話のようでした。
frog designのスペンサー・スコットさんによる記事です。
Web3は企業やブランドが率先して取り組むべきことなのか?・・・という気もしますが、こういう記事が少しリアルに感じられるようになりました。
スペンサー・スコットさんは、Web3、NFT、およびメタバース領域における、frog designの視点、能力、および提供メニューの構築に取り組んでるそうです。
以下は抜粋です。
「Web3 とメタバースの出現は、すでにあらゆる分野の企業に対して、オムニチャネルからメタチャネルへの進化を求めるプレッシャーを与えています。この急成長する領域で最高のエンゲージメントと価値を創造するためには、ビジネスとブランドの正しいメタ戦略の必要性が今、必須となっているのです。」
「オムニチャネルとは、一般的に、デスクトップ・ブラウザー、モバイル・デバイス、実店舗の間でシームレスな顧客体験を提供することに焦点を当てた、エンゲージメントとセールスに対するマルチチャネル・アプローチです。」
「世界は今、私たちが「バーチャルライフ」と呼ぶものの出現により、新たな破壊的変化を体験しています。私たちは、没入感のあるオンラインの世界は、物理的な世界と同等かそれ以上の価値を提供する態勢にあると信じています。このトレンドは、最近の多くの技術革新によって可能になり、推進されています。」
「それは、新しい消費者のニーズ、行動、資産、コミュニティ、製品、チャネルを生み出すでしょう。このような環境の中で、いかにして顧客とつながり、関わり、販売する新しい方法を生み出すかが、未来に向けて競争しようとする企業に今求められているのです。」
小売としてのNIKE、ソーシャルとしてのMeta、テクノロジーとしてマイクロソフト の事例をあげています。
そのうえで、ブランドがWeb3 やメタバースに取り組むには、以下の原則を考慮する必要があるとしています。
■人間との関連性を高める
顧客のニーズやライフスタイルを核として、人間中心のレンズで戦略的に実験するのが大切だそうです。
■ デザインで普及を促進する
メタバース固有のビジュアル言語、インタラクション、カルチャーを取り入れることが大切だそうです。
■コミュニティを形成するエンジニアリング
Web3関連のテクノロジーとそれを取り巻くカルチャーは、コミュニティ指向です。
この分野で新製品やサービスを展開するには、コミュニティ創出のためのプランが必要になるそうです。
■柔軟に学習する
継続的な意思決定のためのデータ収集が必要です。
現状は硬直した永久的なものではなく、実験場として扱われるべきです。
よりよい明日を築くために今日学ぶことが重要だそうです。
手探りで混沌とした感じですが、未来に少しだけ希望が見えるような記事だと思います。
桜の季節は逃したけど会期終了間際でやっと見てきました。心地よい展示でした。
こういう展示を成功させるのも、スーパースターな感じでした。
それぞれの絵に厳密なカラーパレットが設定されていたかも。
会場でも上映されていましたが、インタビュー動画がわかりやすくておもしろい絵画論でした。
絵画に対しての葛藤やコンプレックスが正直な印象でした。
米国では女の子の3人に2人が毎日1時間以上をソーシャルメディアに費やしており、これは友人と直接会っている時間より長いそうです。
彼女たちのフィードは、理想的な身体イメージを提示する美容アドバイスで埋め尽くされ、彼女たちの自尊心を低下させる要因になっているそうです。
Doveの新しいキャンペーンでは、若い女性がいかに簡単に危険なメッセージをオンラインで受け取っているかを訴えるために、ディープフェイクを利用した演出をしています。
ソーシャルメディアが特に若い女性の自尊心に与える影響について認識を高める取り組みだそうです。
この広告は、母娘がソーシャルメディアの影響について話し合う様子から始まりますが、予想外の方向に進みます。一連の美容インフルエンサーの代わりに、10代の若者たちの母親がディープフェイクで登場し、SNS上で目にする有害なアドバイスをする様子が映し出されます。
Doveのこのシリーズの広告は、人間らしい自己肯定に根差した良いキャンペーンだと思います。
ちょっとヤラセっぽくても、ブランディングとして誠実な印象です。
Dove continues its mission to raise awareness of harmful social media >>
【関連記事】
女性はそのままの自然な美しさが一番だ・・・というDoveの広告 >>
女性の多くは自分の容姿に自身が持てない・・・では、他人が見たらどうなのか『Real Beauty Sketches』>>
「広告は入らない」と明言していたNETFLIXですが、2022年中に加入者を増やすために広告配信を導入するそうです。
これはデジタル時代における広告の勝利と言えるのか・・・という記事です。おもしろいです。
デジタル時代のサクセスストーリーの多くは広告駆動型でした。GoogleとFacebookは、創業者の反対にもかかわらず、広告の巨人になりました。
そして、広告はこの数十年でいままでになほど嫌われ者になったようです。
ウザい広告は、サービスが続くためにユーザーが我慢するべきコストだと受け止められているようです。
広告がメッセージとして成立しているかどうかは、ユーザーにとってどうでもいいことになってるのかも。
すでに多くのユーザーが有料で登録しているNETFLIXですが、ユーザーの属性情報はほとんど集めてこなかったようです。
どのような広告モデルになるのか、ちょっとおもしろそうです。
世界有数の広告代理店であるOgilvy UKはソーシャルメディアの悪弊に対抗する取り組みとして、顔や体を画像修正するインフルエンサーとはブランドキャンペーンにおいて提携しないことを発表しました。
Doveのキャンペーンを手掛ける広告代理店として正しいと思います。
また、英国では「デジタル加工ボディイメージ法」というのが審議されているそうです。
「消費者はマーケティングの「真実の側面」をインフルエンサーに期待するが、彼らのイメージがいかに歪んでいるか、それは今やSNSを頻繁に使う人々にとって「有害」になっている」とのことです。
たしかに、ブランドのキャンペーンを展開するには相応しくない風潮です。
インフルエンサーが画像のコントラストや明るさを調整することはOKだが、モデルの肌や体のレタッチについてはNG。
インフルエンサーのコンプライアンスを確保するために、写真がレタッチされたり歪んだりしたことを検出する「InfluenceO」という技術を利用するそうです。
2023年から実施されるそうです。
Ogilvy Will Refuse To Work With Creators Who Airbrush Faces & Bodies In Photos >>
見に行ったのは連休最初だったけど、おもしろかったです。
説明してもらって、ありがたかったです。
誰でも奪い取って自分のモノにできるNFT
中身が空であることを明示したNFT
たまごっちのように繁殖するNFT
NFTのメタデータの標準化を目指すNFT
NFTが何なのか、少しだけわかった気がしました。
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