東京国立近代美術館 企画展「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」

記録をひらく 記憶をつむぐ

記録をひらく 記憶をつむぐ

記録をひらく 記憶をつむぐ

記録をひらく 記憶をつむぐ

戦後80年にふさわしい、意義深い展示だと思います。
戦時において美術・絵画・写真・エディトリアル・広告などがどのような役割を演じることになるのか。広告、宣伝、そのほかデザインに関わる人は「これからの自分のこと」ととして見ておくべきかも。

単体の作品や作家個人に限定されたストーリーテリングではなく、戦前から昭和の終わりごろまでの期間の東アジア全体をカバーして、記録として展示しようとしているようです。

少し残念だったのは「戦後」の美術がどのように形成されたのかについてのストーリーでした。
著名作家の罪悪感の吐露ではなく、終戦で国内のプロパガンダのシステムはどのように解体され、戦後の美術・絵画・写真・エディトリアル・広告などがどのように再建されたのか。その中で作家やデザイナーの仕事はどのように続いてきたのか・・・また別の企画で取り組んで欲しいです。

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