本当に革新的なデザインはどのように生まれるのか・・・、そのマジックを引き起こしたアラン・ケイ自身が説明してます。
1. 革新(innovate)ではなく発明(invent)しよう。 問題発見は問題解決に勝ります。
2. そこは研究所ではなく、芸術家のコミュニティです。
3. 最高の人材を揃えたら、彼らに投資して、彼らを管理しないことです。
4. グループの名称は、曖昧で差し障りのない名前にしよう。
5. アラン・ケイ のような人物を雇うこと。
(これは、アラン・ケイ本人の言葉ではなく、 David Liddle の言葉だそうです。)
元記事はこちら
5 Steps To Re-create Xerox PARC’s Design Magic (From The Guy Who Helped Make It)
アラン・ケイは、個人の活動を支援するパーソナルコンピュータという概念を提唱して、持ち運びできるコンピューターを構想して、グラフィック・ユーザー・インターフェイスの先駆者でもあります。
Macintosh も Windows も、そのインスピレーションはパロアルト研究所から得たものだったようです。
XEROX Palo Alto Research Center (ゼロックス パロアルト研究所) についてはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/パロアルト研究所
アラン・ケイについて詳しくはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/アラン・ケイ
展示は速水御舟を中心とした同時代の画家のグループ展のような感じでした。
昔から御舟の絵が好きでしたが、こうしてまとめて展示を見たのは初めてかも。
寒鳩寒雀もたぶん初めて見た。
Samsung Design Americaで製品戦略とユーザーエクスペリエンス・デザインのヘッドをしていたKevin Leeさんの記事。
愚痴っぽい記事ですが、日本の会社にも当てはまりそう。
英語でよく解らない部分もありますが・・・
サムスンとアップルの企業文化、韓国とシリコンバレーの文化の違い、お互いを尊重しあってプロジェクトを進めることができない原因・・・・
などのようです。
元記事はこちら
http://www.fastcodesign.com/3042408/why-samsung-design-stinks
以下抜粋です。
「韓国のビジネスは縦社会で儒教文化で個人主義よりも総意が重視される傾向があります。
サムスン本部では、管理職は上の管理職にレポートを提出して、その管理職はさらに上の経営者にレポートを提出します。
新しいデザインはこのプロセスを通過する過程で経営者たちの収益性を正当化できるようにする必要があります。」
「シリコンバレーのデザイン会社とはお互いを尊重することがありませんでした。お互いを尊重することは成功に不可欠です。一人ですべての知識を持ち合わせている人はどこにもいません。優れたデザイナーであっても同様です。」
「(サムスン社内で)市場に出たら他社を倒産させるような、素晴らしいコンセプトやプロトタイプをいくつも見ました。それらが発売に至らなかったのはアイデアが良くなかったわけでもなく、サムスンが良いデザイナーを採用しなかったわけでもありません。 文化的、経営的、構造的な問題が絡み合っていました。」
「サムスンの収益モデルは多種多様の製品バリエーションを価格帯ごとに提供する薄利多売に依存しています。
一方、アップルの製品は絶妙にデザインされた少ないバリエーションで総合的なユーザーエクスペリエンスを提供して支持されています。
2014年の第4四半期では、アップルもサムスンも売上高はおよそ450億ドルでしたがアップルの利益はサムスンの倍でした。」
「アップルの手法はシリコンバレーの他の成功例にも見受けられます。
それらの成功例を手掛けたシリコンバレーのデザイン会社はサムスンとの仕事も手掛けましたが、サムスンとは反りが合いませんでした。」
「シリコンバレーのデザイン会社はサムスンとの仕事をやりにくいと言っていました。」
ロシアでのPost-it のキャンペーンだそうです。秀逸。
ウザいバナー広告よりも、買い物メモとかToDoリストとかが表示された方が役に立つでしょ(笑)
やってみましたが、うまく動作しないようです。日本からだとダメなのかもです。
cookieをどうにかしているようですが、どうやってるのかは、よくわかりません。
個人的には・・・広告表示のためのネットワークコンピューティングは、もっと世の中の役に立つような利用のされかたがあって良いのでは・・・と思ってます。
くわしくはこちら
http://www.mif-design.com/blog/2015/05/19-083814.php#extended
バナー広告の仕組みについての関連記事はこちら
『バナー広告の複雑な仕組みをOpenGLによるインフォグラフィックで説明する「behind the banner」 』
勉強不足でした。このサイト知らなかったですが参考になりそう。
出来合いのエフェクトを飾り物として盛るのはバカげてますが、適切なエフェクトを作って有効なUIとして使うこともできそうです。
そういう工夫を続けていくのが大切なのではないかと。
codrops
http://tympanus.net/codrops/
カラッと乾いて明るくてモダンな感じ。
ダイヤモンドマークは押し出しが強くなって、黄色も明るくなったようです。
でも、アプリケーション展開のいくつかは蛇足かも(苦笑)
ルノーのデザイン部門が手掛けたようです。
下記のリンクのコメント欄では、ロゴの「U」のアンダーシュートがないから浮いて見えるとか・・・
いろいろ批判されてるようです。おもしろいです。
なにやら未来を変えていきそうな予感のするプロジェクト。
安くてオープンで「コンピューター」としての拡張性があるというのが素晴らしい。
スマホを欲しがる子供には(嫌われても)これをプレゼントしてあげたいです。(笑)
KICKSTARTERで出資を募っていて、すでに1,000,000ドルを超えているようです。
https://www.kickstarter.com/projects/1598272670/chip-the-worlds-first-9-computer
下書きなしの一発描きでコミックなドローイングをライブで描いてました。
すごい集中力。
場所が中野ブロードウェイっていうのも良かったかもです。
展覧会情報はこちら
http://hidari-zingaro.jp/2015/05/junggi-kim-exhibition-3/
意外にチャーミングな印象のフォント。
リサーチとか、フォントにするためのまとめかたとか、真摯に取り組んでる感じ。
KICKSTARTERで出資を募ってるようです。
https://www.kickstarter.com/projects/1822548650/albert-einstein-font
1. ダサいフォントが多用される仕事
あまり知らなかったのですが、LobsterというフォントはCominSnsと同じくらいの破壊力があるようです。だからといって、Helveticaがいつも正しいというわけではないそうです。
2. ロゴデザインを5ドルで請け負う仕事
元記事の執筆者は「5ドルでロゴデザインをするサービス」が業界をダメにしてるのではないと言ってます。
必要な予算がある現実的な仕事には経験豊かなデザイナーを雇うべきだが、そうでなければオートトレースでできたロゴに5ドル払うだけでもいいだろう・・・ということのようです。
3. 無料の仕事 (Spec Work)
Spec Work とは・・・「あなたが良いデザイナーかどうか知らないから、まずはテストとして、無料でデザインしてください。」・・・というような仕事です。(どれだけ良ければ有料の仕事になるのかは解りません。)
これは他のどのような職業でも見られない詐欺行為です。Spec Work を神経質に責め立てるよりも、デザイナーとしてそういった仕事に関与しないことが重要なようです。
4. ドキュメントをMicrosoft Words で作成しなくてはならない仕事
5. 「ポップ」にしてくれと依頼される仕事
6. 露出のための仕事
「予算がないのでお金は払えないけど、いい露出になって宣伝になりますよ。」と言われる仕事。
これはどういうことかというと・・・
「私にはお金がないから、あなたが私のワガママに時間を費やして、その間はあなたの家族を飢えさせてください。」というのと同じこと。露出では収入が得られません。
7. 第三者によってデザインが決定される仕事
「クライアントのお母さんにデザインを気に入ってもらえなかった。」
「担当者の隣人が別のフォントを使うべきだと言った。」
「責任者の娘の同級生が別の写真がいいと言った。」
皆に気に入られようとすると、ゴチャ混ぜのメチャクチャなデザインになります。
8. 他の誰かの仕事の盗用を依頼される仕事
ライターに「これと同じように書いて欲しいんですけど。」とは言わないまでも、
「このウェブサイトと同じ見た目にしたい。」
「このサイトから写真を持ってくることができる?」
という依頼のこと。
9. 家族や友人のための仕事
頼まれて断れなくて仕方なく取り掛かった仕事に想像以上の手間が掛かりすぎてしまう。
しかも、それが原因で家族や友人とギクシャクするということのようです。
10. 自分の仕事
悲しい事実ですが・・・過去の自分の仕事を誰かに見せるとき、卑下したり言い訳したりすること。
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