いろいろ大変な三菱自動車ですが、三菱らしいデザインを最大限に拡張したラグジュアリー4WDになってます。
3基の高出力モーターのプラグインハイブリッドに三菱の4駆システム。
日産に買収されて、こういうデザイン言語もいずれ消えていくのかな。
がんばってほしいです。
カスタムカーとそれを制作する人を紹介する本『The Drive』のプロモーション映像だそうです。
いつか、クルマのUIはアップルやGoogleが独占する時代が来るかもしれません。
それとともに、クルマ自体のデザインも大きく変わっていくのではないかと思っています。
工業デザインは、いつかそのプロセスが標準化されて、webやグラフィックデザインのようにオープンでコモディティ化したものになるのでは・・・と想像してみます。
ほんとうにそうなるかどうか解りませんし、私の理解はまったく間違っているかもしれません。
でも、オープンになった先にあるクルマのデザインはこういうカスタムカーのような世界なのかもしれないと想像してみると、ちょっと楽しいです。
『The Drive. Custom Cars and Their Builders』>>
http://shop.gestalten.com/books/the-drive.html
BMWの100年後の未来のコンセプトカー。
BMWは100周年だそうです。
800個の可動パネルで構成されていて、パネルが開くと内側は赤く見えるようです。
走行中の急減速や危険を周囲に伝えるのと、もしかしたら、空力的な利点もあるのかも。
以前にも、クルマの外観が生物的に変化するコンセプトのモデルがあったのを思い出しました。
こちら
このコンセプトカーのデザインが興味深いのは、クルマと人の間に「変形させる」というアフォーダンス(?)が生まれることで、自動車と人の新しい関係を導くかもしれない点だと思ってます。
「ユーザーの意思を受け入れて反映させる」ということを、その製品のデザインを通してユーザーに示唆しているとしたら、素晴らしいデザインに思えます。
製品やサービスを受け取るだけでなく、ユーザーが製品にコミットできることを示唆することは、これからのデザインのテーマとして重要なことかも。
日常的な大量生産品を、かっこいいデザインのチェアに作り変えてます。
「リサイクル」でなく「アップサイクル」だそうです。
アート作品のように見えますが、実際に座れる強度があるとか。
Etienne Reijnders さんの作品だそうです。
他にもバリエーションがあります。
東京モーターショーにも素晴らしいコンセプトカーが出品されてます。それらは市販車に課せられるレギュレーションを無視した現実とかけ離れたデザインです。
コンセプトカーで斬新なデザインを人々の記憶に留めて、自社ブランドの次世代のデザイントレンドを世の中で形成しようということでしょうか。
でも、素晴らしいコンセプトカーがガッカリな市販車になることは、よく見かけます(笑)
市販化されるまでの紆余曲折と、デザイナーたちの忸怩たる思いもあるでしょうね。
たくさんの車種でモーフィングしてくれてます。
http://arstechnica.com/cars/2015/10/the-bmw-i8-tesla-model-s-and-other-mighty-morphing-concept-cars/
どういう基準の200人なのか議論があるところでしょうが、それも承知の企画記事のようです。
必ずしも「優れたデザイナー200人」ということではなく「現在のデザインに影響力のある200人」ということのようです。
正直なところ知らない名前が多いですが、この名前をキーワードにして調べてみると勉強になりそう。
ウェブではとりあえず100まで見られるようです。
http://www.wallpaper.com/design/wallpaper-power-200
上部と下部に「セリフ」があるシルエット。真横から見るとセリフ書体の「I」のカタチになってます。
いい佇まいです。
このセリフのカタチによって、大型スクリーンのスーパーフラットな先入観から脱却して、テレビの向きや置き場所を変えることをアフォードするデザインになってるようです。なるほどー。
テレビの上にモノを置くのは、なんだかいい感じ。
以前から、薄い大型テレビのデザインは一般的な住環境から乖離したモノになってる気がしてます。
家電量販店のテレビ売り場は同じデザインのサイズ違いばかりに見えます。
こういうデザインがもっと増えてほしいです。
滲んだインクが動いてるような、ちょっと抽象的な感じが、可愛らしい時計。
ほとんどアート作品で、オーダーもできるようですが100万円くらいするようです。
くわしくはこちら
http://www.ferrolic.com/where-digital-meets-nature/
デザインしたのはZelf Koelmanさん
http://zelfkoelman.com
おもしろい動きのサスペンション。大きく動いてしかも乗員はあまり揺れてないようです。
乗ってみたいです。
災害現場とかでも役立ちそう。
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