この洗剤のパッケージ、売り場で異彩を放っていました。
最初に見たときには、店頭の洗剤の並んでいる棚にチョコレートかなにかのスイーツが紛れ込んだかのようでした。
「香り」という新しい商品価値を売り場において訴求するのに相応しいデザインだったように思われますが、生活空間の文脈の中でそのデザインは(とくに子供にとって)どう見えたでしょうか?
このデザインは配慮を欠いていたでしょうか、マーケティングはどうでしょうか、これは予見して回避できるものだったでしょうか・・・。
デザインが何をすべきか、何をしてはいけないか、考えさせられるニュースでした。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140725/trd14072511060013-n1.htm
20世紀イタリア・デザインの素朴で前衛的で工芸的な感じがいいです。
オシャレなカラーリングもいい。
紹介されている陽気でおおらかで人間臭いデザインを見ていると、最近流行のデザインは子供じみた潔癖さでデザインされてるように思えてきます。
イタリアのデザインについてそれほど詳しくないのですが、いままでイタリア・デザインに持っていたイメージを改めたくなるサイトです。
このプロジェクト、うまく進んでほしいです。
後援や協賛なんかも豪華なことになってるようですので、アベノミクスとか東京オリンピックとかで、はずみがつくかな?
日本のデザインミュージアム実現に向けて展
http://www.2121designsight.jp/program/design_museum_japan/
国立デザイン美術館をつくる会
http://www.designmuseum.jp/
「デザインは、静物的なモノとしてだけではなく、ほとんどサービスそのものです。それは、チケットの購入から行き先に着くまで、顧客の体験をスムーズで生産的にします。・・・・・わたしたちは、あなたのために、デザインします。」と言ってるようです。
なるほどー。
店頭のコーヒーザーバーにミニマルなデザインが相応しいのかどうか、という気もしますが・・・。
デザインがその魅力と効果を発揮するのは、デザインのルールが機能しているときでしょう。
話題になってたので・・・。
NEVERまとめ
「#セブンカフェの様子 が各店舗の工夫いっぱいで面白い」
最近Appleが続いてますが、なるほど、カッコいい。
何度か聞いた事のあるフレーズだけど、またいいです。
製品が増えて統一を失ったパッケージのアイデンティティを、なんとか統一しようということでしょうか。
それが結局エコなんだということのようです。
製品が多岐にわたる大きなブランドこそ、こういう取り組みを頑張ったほうがいい気がします。
ところで、このパッケージのキャップはどう開けるんだろ?
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