これほどのクオリティのVFXを創る人たちがハリウッドで敬意を払われることなく、使い捨てのように扱われることに、悲しく、憤りを覚えます。
映像の日本語訳はこちら
90年代の Rhythm and Hues の仕事は驚異的なクオリティでした。覚えたばかりのインターネットで見たその制作プロセスはデジタルと手仕事による重層的で妥協のないオリジナルなものでした。
まぎれもなく、ひとつの「アート」であり、デジタルの制作とはこれほどのことが出来るのだと衝撃を受けました。
Rhythm and Hues のような大きな規模のスタジオでさえ映画の興行収入の何パーセントかを受け取るような契約とかできなかったのか。
請け負いのプロジェクトだけでなく、自ら映画製作に取り組んだらどうだったか。
何かを創る仕事が持続可能・成長可能であり続けるには・・・・とか。
・・・・いろいろ考えさせられます。
倒産の背景には映画製作に対しての各国の補助金の問題もあるようで、ドキュメンタリーはさらに続編があるらしいです。
http://www.hollywoodendingmovie.com
関連記事
http://takumikim.blogspot.jp/2013/02/rhythm-hues-studios.html
35年にわたってデザイン会社「Carbone Smolan Agency」を共同で運営しているKen Carbone と Leslie Smolan による、35年間の浮き沈みを経験した言葉です。
ひとりで続けるのもいいですが、お互いの創造性を共有して発展させるのは、すばらしいです。
自分なりにまとめてみると・・・
1. 仕事のうえでは創造的な揉め事もする。
お互いに正しいと信じるアイデアを共有するために。
2. チームを組んで仕事に取り組む。
お互いの強み弱みをちゃんと理解して協力する。
3. 数字で判断しない。
自分の仕事ではなく我々の仕事。
お互いの仕事が上手くいかなくても、お互いのことを数字で評価しない。
4. パートナーの最大のファンになる。
お互いの仕事に敬意を払う。
5. 同じバランスの上に留まろうとしない。
仕事は変わっていく。
留まろうとせずに、常に変化していくこと。
といったところでしょうか。
詳しくは、こちら
http://www.fastcodesign.com/1671372/5-tips-for-forging-a-lasting-creative-partnership
Googleの創始者のサーゲイ・ブリンが目指していた検索技術は黙って座ればピタリと当たる」というようなものだったとか。
スティーブ・ウォズニアックも「サーチエンジンはアンサーエンジンになるべきだ」と、インタビューで言ってました。
こういう『セマンティック・ウェブ』な構想は10年以上前からありましたが、この1〜2年でそういう方向性がハッキリしてきたように思います。
この数年は、インターネット全体の大きな転換点なのかも。
via WIRED
昨日、メディアとしてのウェブサイトの変化について、メディアの本質的な部分に関わる変化になるかも・・・なんて書きましたが、世の中の進み方はずっと早いようです。
Newsweekの合併や赤字体質のせいもあるのでしょうが、デジタル化が「ティッピング・ポイント」にあるというのは慧眼かも。
メディアが変わっていくときにはデザインも変わっていくでしょうから、今後はどうなっていくのか・・・。良い方向に進んでいくことを願ってます。
Twitterでログインできないトラブルを、なんとか解消してみました。
プラグインを変更して、以前と投稿者名の表示が変わってしまいました。残念。
今回はじめて知りましたが、oneall.com ってありがたいサービスですね。
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