デジタルデータの刹那的な性質を表現したインスタレーション『hash 2 hash』

私たちが日々撮り溜めている画像は、忘れられて消えて行くだけのデータなのかも。
ちょっと90年代的な感じもするけど、デジタルデータのありかたとその価値についてあらためて考えさせられる作品。
映画のブレードランナー2049でも「失われた記録」というテーマがあり、そこには生死とか自我とか転生とかのテーマがあったのを思い出します。

“私たちはデジタルオブジェクトが消え去るのを望んでいませんでした。
それらを保存したい場合は、今日作成したデジタルオブジェクトを今後もレンダリングできるようにする必要があります。” ヴィントサーフ 元Googleの副社長

気になるのは、どうゆう仕組みでセルフィー画像が黒い粒で表示されて、そのあと黒い粒がこぼれ落ちるようになってるのか・・・もしかして、画像の表示はディスプレイで、黒い粒はただ排出されてるだけかな? そうではなさそう。

ワルシャワ国立民族学博物館 で展示されたそうです。

制作したのは『Pangenerator』
http://www.pangenerator.com

ほかの作品もすばらしいです。

元記事はこちら
Watch These Selfies Decay While Pondering Your Mortality

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