優れたデザイナーの3つの特性

デザイナーに求められる人間的な特性や能力についてです。
良い製品やサービスをデザインする(実現する)にはデザイナーの社会性とか共感力とか敬意とか誠実さとかが不可欠で、優れたデザイナーはそこが違うのだということらしいです。

主にプロダクトやサービスのデザイナーについてのことのようですが、いろいろな分野に当てはまりそう。

1. ビジネスについて共感できる。
一般ユーザーに対してだけでなく、ビジネス上のステークホルダーの要件にも共感できて、そのふたつの要素を整合できる。

2. オープンであり、敬意を持って関係構築ができる。
生産、管理、マーケティング、などと関係構築をして、社内の様々な立場の人と恊働できる。
それぞれの人の視点を理解して、自身のアイデアに取り込んで、ビジネス全体に相応しいアイデアにできる。

3. 利己心なく、コミュニケーションの架け橋になれる。
ビジネスの要件とユーザーの要件の両方に耳を傾けて、最適な解決策を見つける。

ちょっと出来過ぎなデザイナー像な感じもします。ジョナサン・アイヴを理想像としてるのかも・・・。
それでも、『優れたデザイナーはビジネスや製品開発を「数値ベース」から「人間中心」に変えていく努力をする。』というのは賛成です。

外国では製品やサービスのデザインはインハウスで手掛ける傾向があるらしいです。
競争力の源泉であり経営資源としてのデザインは外部に発注するには重要すぎる、ということだとか。
そういった「会社」のなかで「デザイナー」がどう活躍するか・・・ということのようです。

くわしくはこちら
http://www.fastcodesign.com/3053357/the-3-key-traits-of-an-exceptional-designer

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