グーグルの自動運転車がフレンドリーに登場

「多くの人がイメージを共有しているけど実現していないもの」のデザインをするときの課題が何なのか・・・興味深いです。

クルマのプロトタイプとしては正直なところヒドい出来映えです。
ただ、「このクルマは怖くないよー」「危なくないよー」「安心してー」というメッセージが全方位に発信されてます。
ASIMOの登場時もそう感じた記憶があります。

「多くの人がイメージを共有しているけど実現していないもの」のデザイン・プロトタイプとしては、なによりもまず安心感、清潔感、親近感を与えることが重要なようです。
最初にこのイメージづくりに失敗すると挽回は難しいように思われます。

PRにも細心の注意が必要でしょう。
映像のなかではダッシュボード付近をほとんど映していないようです。
メカが剥き出しになっているか何かで、あまりフレンドリーではなかったのかもしれません(笑)

グーグルのネタが続いてるけど、ここ数年のグーグルは(良くも悪くも)今後の未来を具体的に示そうとしてる気がします。そのうちの半分以上はきっと失敗するでしょう(笑)

この果敢さに敬意を表したいです。

日本企業が、すっかりできなくなってしまったことです。

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