春休みが始まったせいか、こんなに若い人で混雑する現代美術展はひさしぶり。
ウォーホルは若いときに皆が憧れるロックスターです。
ホントに久しぶりに見ました、ウォーホル。
今回の展示は1950年代の仕事も含めた膨大な作品で見応えありました。
ウォーホルが無邪気に崇拝したPOPは21世紀になって地に落ちたような気がしました。
大量生産/大量消費の時代が終わろうとしていて、その次の時代のテクノロジーとミームが現れてきている21世紀の新しいウォーホルはどんな人間だろうと空想すると、その人はアーティストじゃない気もしてきました。
展示から感じらる、ミーハーな軽薄さ、尽きる事ない他人への興味、不可解な人間性、卓越した造形センス、おおらかなナルシシズム・・・
もし、いまウォーホルが生きていたら、きっとSNSを楽しんでいた気がします。
大学生くらいの人たちで混雑する会場で、若い頃に大好きだった作品を改めて見る気恥ずかしさがありました(笑)。
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