世界中にスタジオがある Frog Design の社内コンペだそうです。
地域ごとの着眼点、アイデア、デザインの違いが興味深いのでメモ。
上海から・・・“AirWaves”
マスクに内蔵された粒子センサーでリアルタイムの大気汚染を観測して、位置情報とともにクラウドに送る。大気汚染データのネットワークが出来上がる。
アムステルダムから・・・“Mnemo”
ブレスレットを交換して、お互いのデータへのアクセス認証をする(?)
編み込みのパターンがIDとパスワードになるらしい。
ミラノから・・・“CommpassGo”
目的別に場所を探して街を歩くためのコンパス(?)
あらかじめ調べておかないで、街を歩くためのツール。
シアトルから・・・“Hello World DIY”
プログラミング知識不要。
部品を服に縫い付けてウエアラブル・デバイスをつくる裁縫箱。
10代の女の子向け。
ミュンヘンから・・・“Icho”
GPS、加速度計、触感フィードバックを利用した視覚障害者のためのナビゲーター。(日本語の名前かな?)
市街地向け。美術館の音声ナビのようなイメージ。
サンフランシスコから・・・“Kinetik”
iPhoneの予備電池。
腕時計のように装着して、日常の運動によって充電される。
自転車のスポークにつけてもいい。
マラソン大会でみんながつけてるのもおもしろい。
ニューヨークから・・・“MTA Relay”
ニューヨークでの乗り換えを支援するブレスレット。
目的地への次の乗り換えを、路線色に輝いて知らせてくれるようです。
移動パターンを学習していくようです。
オースティンから・・・“Tree Voice”
「木が話せたら・・」というアイデア。
センサーによって、雑音、温度、大気汚染などを計測して、人が通りかかると表示される。
環境データのネットワークが出来上がって、どこに住むかの参考になる。
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