3Dプリンターで21世紀の産業革命がはじまるのか

このところの3Dプリンターのもたらす未来についての話題は心躍るものがあります。

「米国フォードが社内エンジニア全員にデスクトップ3Dプリンタを支給」

「パリのファッション・ウィークに登場した3Dプリンターによる服」

「kickstarterで資金調達中の安価で精密な3Dプリンター」

など、ほかにも投稿があります。

なんだか、90年代にはじめてインターネットに触れたときの感じに似てるんです。
似たような “熱” を帯びてる感じです。

そこでまた、素晴らしい記事です。
『メイカーズ-産業革命の8つの兆候』
専門家の目にこの現象がどう見えたのか、とても興味深いです。

個人的な信条として、デジタルは個人の能力を拡張するものだと信じています。
(ワークステーションではなく)パーソナルコンピューターはそのために開発されたと思っています。

何かの本で読んだのですが・・・

生産工場が出現して「労働者」が誕生する以前は、「労働」して何かを作る人は、作るための「道具」を自前で持っていたそうです。
工場で働くようになると「道具」は「会社」から支給されるようになりました。
作る人の「労働」と「道具」の直接的な関係が断たれることになりました。
そして、作ることが「会社」に集約・合理化されて、20世紀が繁栄したそうです。

この3Dプリンターがもたらす未来は、「労働」が「道具」を取り戻して、個人の能力を拡張していくことかもしれない・・・なんて夢が広がるんです。

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