王羲之の書

o-gishi

東京国立博物館で見てきました。

遠い遠い昔に書かれた(しかも複製)ものですが・・・
ひとの手が描いたものが、千年以上もブランドになってることに驚嘆します。

人の手で書かれた文字の “一回性”、刻まれた文字の“永続性”、組まれた文字の “反復性” のようなものに目眩がしてくる感じです。それも1500年以上むかしの。

自由に踊る筆致を見ていると、漢文も日本語も「手で書かれる」ことを前提にした文字なんだと思えてきます。
そうしてみると、記号を並べて意味を作る英文とは、美しさの構造が違ってる気がしてきました。

もう少し、字がうまくなりたいです(笑)

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2013年1月28日 アート