モノのインターネットのインターフェイスデザインやユーザーエクスペリエンスに「アンビエント・ファインダビリティ」がヒントになりそう

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「私たちは実生活を損なうほど、スマートフォンに注意を向けなくてはならない。」という指摘があります。

スマートフォンなどの、ユーザーの注意を向けさせて操作を促すためにビープ音を鳴らしたりチカチカ光ったりする振る舞いは、ユーザーを疲弊させているようです。

受け取る情報が増えて、さらにリアクションすることが増えると、一つ一つの情報に一つ一つの操作で答えるようなことは、ユーザーが工夫を重ねても、いずれ不可能になりそうです。

私たち自身が処理しきれないほどの量の情報に埋もれながら、そこから私たちが何かを判断・決断するとき・・・(これから、そういうときが増えると思うのですが)私たちを助けてくれるようなインターフェイス、ユーザーエクスペリエンスは、どういったものでしょうか?

一つ一つの情報についてのリアクションではなく、関連する多くの情報の「総体」の傾向を判定してリアクションできるようなインタラクションは有り得ないでしょうか。

また、「意思決定」に臨む私たちを、手助けしてくれるようなユーザーエクスペリエンスはないものでしょうか?

こういったインターフェイスやユーザーエクスペリエンスを考えるヒントがありそうな本がこちら。
「アンビエント・ファインダビリティ」
http://www.oreilly.co.jp/books/4873112834/

「モノのインターネット」を踏まえてもう一度読んだら、なんだか、違うヒントが読み取れそうな気がしてます。

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2013年1月19日 アイデア