最終日に見ることができました。
「実現しなかったデザイン案や実在しないアーティストの作品などをテーマに集めた展示」ということで、個人的に好きなテーマでした。
実現しなかったデザインの積み重ねこそがイノベーションであり、続いてゆく現実の人生なのだという気がしてきます。
デザインの成功がサクセスストーリーとして語られてブランド化されていくことのほうが虚構なのだと思えてきました。
「東京藝術大学の学生たちがキュレーターたちとともに同展のこれまでの展示内容を日本に『翻訳』する。」とあります。この「翻訳」に含まれるユーモアがもっと洗練されていたらさらに良かったかも。
陳列館はたぶん10年ぶりぐらいで行きましたがいいところでした。
Which Mirror Do You Want to Lick? (どの鏡を舐めたい?)デザインにおける虚構と現実の狭間 >>
© 2024 DESIGNERS UNION | ご自由に投稿できます。 お気軽にご利用ください。
Leave a Comment