OpenAIの技術を中心とした新しい消費者向け製品がどのようなものになるか、サンフランシスコのスタジオでブレーンストーミングを行ったそうです。
孫正義が10億ドルの資金提供して、ジョニー・アイヴ のデザインスタジオ LoveFrom で開発しようとしているそうですが、OpenAI、ソフトバンク、LoveFrom はコメントを拒否してるそうです。
スクリーンに依存しないインタラクティブなコンピューティングデバイスで、人工知能と対話するためのより自然で直感的なUXを提供することを目指してるらしいです。
ジョニー・アイヴ はiPhoneが強迫的な習慣や中毒性に懸念を示していたこともありました。
「AIのiPhone」ということで、スマートスピーカーとどう異なるのか興味あるところです。
ジョニー・アイヴ と サム・アルトマン は似ているところがありそうな気がしてます。
うまくいけば、コンピューティングやデザインにおける新しいチャレンジになるかもしれません。
孫正義が欲張って台無しにしないことを祈ります。
Details emerge on Jony Ive and OpenAI’s plan to build the ‘iPhone of artificial intelligence’ >>
OpenAI and Jony Ive in talks to raise $1bn from SoftBank for AI device venture >>
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ジョニー・アイヴが「アイデア」について語る、2021年カリフォルニア芸術大学の卒業式のスピーチ。
Appleの最高デザイン責任者 ジョニー・アイヴ が独立して『Loveform』という会社を設立する
ケンブリッジ大学のスティーブン・ホーキング フェローシップ賞の受賞式でのジョニー・アイヴの『アイデア』についてのスピーチ
fiverrはフリーランスのマッチングとサポートを提供する会社です。
fiverrのCMOによると、「私たちは、創造性に火をつけ、生産性を高め、ワークフローを合理化するためにAIができることを受け入れています。この素晴らしいテクノロジーの進化を称えつつ、真のインスピレーションはどこから生まれるのか、それは人間です。・・・このキャンペーンのターゲットは、AIとその仕事や作業への影響について、さまざまなメッセージにさらされてきたフリーランサーや企業です・・・私たちが明確にしたいのは、AIは依然としてツールであり、その成功には人間の才能が不可欠であり続けるということです。」とのことです。
企業として、フリーランスを守ろうという姿勢も感じられます。
AIで仕事を失うという漠然とした危機感を転換する、ポジティブなメッセージです。
OOHの「AI TOOK MY JOB (TO THE NEXT LEVEL)」というキャッチコピーは「WAR IS OVER」のイメージがあっていいです。
個人的にはAIを擬人化する演出は幼稚な気もしますが、いい広告だと思います。
AIがオープンであることは素晴らしいと思ってます。
20年ぶりの個展だそうです。前回は見に行けず残念だったのを思い出しました。
個人的にもステファン・サグマイスターはスーパースターの一人です。
レンチキュラーをそうやって使うのは、なるほど、おもしろいです。
「50年、100年、200年といった単位で見てみると、私たちの生活は明らかに良くなっています。」
という展覧会の紹介のとおり、2つの時代の変化を抽象的なインフォグラフィックとして楽観的に演出されています。
素晴らしく美しいデータビジュアライゼーションです。
洗練されていて、赤裸々で、反抗的で、ラグジュアリーです。
ただし、グラフィックデザインが社会的なデータを扱う難しさを考えさせられるところもありました。
ビジュアルデザインがセンセーショナルであろうとする時に、取り扱うデータの中立性を担保することはほぼ不可能ではないかと思います。社会的なデータを扱うデザインの難しさは、そういうところにあると思っています。
100年前にオットー・ノイラートとゲルド・アンツがアイソタイプを発明したときの、そういうデザインをする必然性と時代背景について考えさせられました。
Stefan Sagmeister Now is Better >>
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グリーンピース・フランスによるラグビー・ワールドカップに合わせた化石燃料に反対するキャンペーンムービー。
このキャンペーンは、今年のラグビー・ワールドカップのスポンサーであるトータルエナジーズのような化石燃料企業をターゲットにしている。ビデオのタイトルは『TotalPollution(汚染)』。
グリーンピース・フランスは、「化石燃料の広告の全面禁止」と、違反企業によるスポーツイベントのスポンサーシップの禁止も要求しているそうです。
「24時間ごとにスタジアム6.5個分以上の石油を消費していることになります。」とのことです。
英国や米国と少し違う、フランス的なアピールな感じがします。
制作したのは Studio Birthplace
Studio Birthplace: Creative Studio
Rugby World Cup Stadium Overflows With Oil In Anti-Pollution Campaign >>
すでに終了しましたが今年の夏の楽しみにしていた展示でした。
図と地の関係を探究し続けたアーティストらしく、ポスターやグッズでもトリミングを許さない徹底ぶりのようです。そのテーマが視覚的に明快で心地良いのは、愛され続ける作品が備えている特徴だと思います。
造形的な要素が大きなテーマになっていて、アカデミックで教条的だと思っていましたが、展示を見終わると図と地のテーマは哲学的に思えてきました。
最終的には、空間と信仰の関係にも広がっていったように思えました。
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