ランス・ワイマンは毎日、自身のクリエイティブ・プロセスを記録していたそうです。
自身が『designlogs』と呼んでいるその日記を出版するためにKICKSTARTERで出資を募っています。
魅力的なビジュアルです。
若い頃に先輩から、スクラップブックなど記録するルーチンを持つのは、デザイナーとして良い習慣だと言われたことがあります。このブログも、とにかく何かを記録し続けようと思って続けてます。
人が編集したバージョンと人工知能が編集したバージョンの違いは興味深いです。
『Morgan』は人工知能をテーマにした映画だそうで、プロモーションとしては相応しいでしょう。
人工知能が編集したバージョン
人が編集したバージョンがこちら
人工知能が編集したバージョンの後半を見ても、どういうロジックでこの予告編が編集されたのかいまひとつわからないので日本語字幕ほしいです。
IBMのWatsonとかコグニティブとかは素晴らしいプロジェクトだと思ってるので、こういうプロモーションとかしなくてもいいような気もします。
ケヴィン・ケリーは『WIRED』の創刊編集長。
ネットとウェブ全体をひとつのマシンであり、デバイスはそのマシンのインターフェイスの一部だということのようです。
SFっぽく聞こえますが、ウェブの基本を踏まえたおもしろい話。
このマシンとデバイスの関係は、これからさらに進んでいくのでしょう。
巨大なマシンとしてのウェブと「インターフェイス」としてのデバイスで、なんでもできるようになるのかも。
それでも、個人的には「道具」としてのデバイスを手放したくはないと思っています。
うまく説明できないのですが・・・
19世紀の職人は自前の道具を持ち込んで仕事をしていたそうです。
20世紀になってその道具は企業によって標準化され、
標準化された道具を規則通りに使う労働者が登場した・・・という話。
同じことがウェブで起きてるようにも感じています。
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