レム・コールハースが自身の生い立ちから語ってます。
おもしろいインタビュー。
ハードワークな実務家の印象とユートピアっぽい世捨て人の印象が同居してる感じ。
いくつか気になった箇所を・・・
「この10~15年で、地方は都市よりはるかに急速かつ急激に変わってきた。そういう変質に伴う画期的な意味合いは、まったく浪費されている。盲点になっている理由は、建築家の注意の90%が都市計画とそれに関連した事項に向けられるからだ。」
「建築の観点から取り組む価値が果たしてあるだろうか? 自動化されたサーバー ファームや出荷センターや製造工場には、どんな外観がふさわしいのか? ロボットが作業する場所に窓は必要か? 使いやすさを考慮する必要があるか? テクノロジーは光速で進歩しつつある反面、建築家の創意はまったくと言っていいほど進化していない。」
全部読んでみたら「ファスト風土」と言われるような一部の地方都市の状況についても、どう思うのか聞いてみたくなりました。
ウェブサイトとかでは似たようなものを見たことがありますが、建築や都市計画のなかでアイトラッキングが利用されるのは珍しいかも。
どうやら私たちは空間ではなく、そこにいる人を見ているらしいです。
歩きながら視点を固定できる対象(窓や壁画)を探しているそうで、空白のような場所は目に入らないらしいです。
この実験は建築や都市計画で「ウォーカビリティ(日常生活の中に歩行を取り入れやすい)」を高めるための研究だそうですが、むしろ店舗設計とかに使われそう。
Game-Changing Eye-Tracking Studies Reveal How We Actually See Architecture >>
元記事はこちら
Scientists Are Using Eye-Tracking To Discover How We See Design >>
このモニュメンタルな新社屋にはジョブズの思想とそれを実現するためのドラマがあったようです。
一度行ってみたいです。
ジョブズが遺した「宇宙船」 その“狂気”のデザインと魔法の力 | WIRED.jp >>
いい記事です。
このとてつもなく美しい本社キャンパスが、ジョブズのピラミッドや陵墓のように見えるのは悲しいので、そうならないでほしいです。
都知事も新しくなったので、東京のアイデンティティを考える、いいタイミングではないかと。
石井大五+フューチャースケープ建築設計事務所によるビデオ作品
『worldwide tokyo-lization project』
“Tokyo-Lized”された各都市の町並みは猥雑で、視覚的なノイズで埋め尽くされた風景になってます。
でも平和な感じ。
東京都現代美術館で見てきました。
雄大な自然に溶け込むような、おおらかなモダニズム建築。
ブラジリアに行きたくなります。
短期間で多数の建築を作り上げて都市空間を出現させるようなダイナミックな(少し無茶な)プロジェクトだったようです。
圧巻でした。
オスカー・ニーマイヤー(1907-2012)の日本における初の大回顧展
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/oscar-niemeyer.html
2026年完成予定なんでしょうか。
それにしては、できあがってない部分が多すぎじゃないか?(笑)
個人的には、永遠に造り続けてもいいと思ってます。
そういう建築でいい。
そこが浮上するんだー(笑)
なんだか昭和特撮みたい・・・。
ガッチャマンでこんなのあったような。
実現していたら・・・と考えると楽しいです。
“モダニズムの夢” といった感じです。
ブラジリアや21世紀のドバイのようでもあります。
Architecture and Design Museum の展示の告知映像のようです。
http://aplusd.org/exhibitions-future/neverbuilt
ニューヨークの国連本部ビルもこの人の設計。
104歳だったそうです。
手がけた建築はこちらで見ることができます。
http://www.niemeyer.org.br/
南米的な陽気さで未来の夢をおおらかに描いたような建築が魅力的です。
それにしても、このサイトもよくできてるなー。
ここに膨大なデータがあるのかと思うと・・・
アンドレアス・グルスキーの写真を見てるような気がしてきます。
ちょっと昔のSF映画のセットのようです(笑)
フォトギャラリー
http://www.fastcodesign.com/1671030/a-rare-peek-inside-googles-candy-colored-data-centers#1
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