世界が滅びたあとの荒野とか宇宙の果てとかで催される野点という感じ。
デヴィッド・ボウイの Space Oditty が聴きたくなりました。
外人が勘違いした茶道ではなく、キチンとした解釈を感じる作品でした。
ナイキとのコラボなどもあってか会場にはオシャレな若者が多かったです。
DIY感いっぱいの作品ですが、なぜかちょっとラグジュアリーな雰囲気があります。
かっこいいです。
あなたの時間を浪費してるネットから離れて、現実の世界へ戻ってください。
というネットサービスのブランドらしからぬメッセージのメッセージのショートフィルムです。
現実世界の豊かな体験こそが発信してシェアすべき創造性の源泉であり、もう一度パソコンの前に戻ってきたときにはWeTransferのサービスが役に立ちますよ・・・ということのようです。
どうやら「leave」には「任せてください」というニュアンスもあるようです。SNS疲れの精神状態から脱却しようというメッセージは、とても2019年らしいなと思います。
WeTransfer tell users to “Please Leave” in new short film | It’s Nice That >>
ひさしぶりに見応えのあるサイト。「愛と献身で作り込む」というメッセージも熱いです。
展示やWEBなど分野で、代理店やデザイン会社からの依頼でリアルタイム・グラフィックを提供するようですが、いまどきのWEBの主流ではないかも。
個人的にはこういうリアルタイムの視覚化の技術は社会の中で重要な役割を担うようになる気がしてます。
こういうサイトがあっていいと思ってます。
ミルトン グレイサーのような60年代〜70年代の雰囲気のイラストがカッコイイです。
こういう感じのイラスト、これから流行りそうな気がしてます。
デザイナーは Miro Denck さん
WOLFという映画館のためのポスターだそうです。
カフェもあってグッズもかっこいいです。
映画への愛に溢れたいい映画館のようです。
たのしそうな仕事。
Miro Denck designs film posters for his local cinema using striking illustrations | It’s Nice That
サムネイルから完成までのプロセスが圧巻でした。
ホントに親指の爪くらいのサイズの小さなスケッチから大きなサイズの1枚に完成させるまでイメージにブレがない感じ。
インタビュー映像のなかで、映画「ブレードランナー」のために自分はクルマのデザインを依頼されたが、自分のデザインしたクルマがどのような風景のなかにあるべきかを提示するために背景を描いた、と話していました。
なるほどー。
日本での原画の展示は34年ぶりだそうです。
他のデザイナーとは違ったデザイン職の名前がほしいデザイナーのための職種名ジェネレーターです。
職名だけでなくデザイントレンドの呼称でもあるようですが、まったくわかりません。
もちろん風刺です。どの職名にもまったく意味はありません。
デザイナーの Xtian Miller さん、 Boris Crowther さんが作ったそうです。
「完璧な幸福のための方法論デザイナー」
「一般タイポグラフィデザイナー」
「ビジュアル戦略のためイライラするデザイナー」
「インクルーシブ・キュレーター」
「思索ジェダイ」
「複合現実デザイン監視員」
「ブレインインターフェイス素人」
おもしろいです。
もう「デザイナー」ですらなかったりします。
デザインの過程が細分化されて、何をするのかわからないような職名も増えた気がしてます。
デザインのデジタル化が進むと、デザインプロセスはデザイナーが一貫してコントロールできるようになることが恩恵だったと思うのですが、デザインが産業として成長するにはプロセスが細分化されて雇用が増えることも必要だということでしょうか。
Let this creative industry title generator choose your next job >>
グラフィックデザインのある程度の年代以上であれば、スクラップブックをつくるのは大切なことだと教えられていたかと。
日本画エリートらしい観察力とスケッチの腕前など、その後のグラフィックデザイナーの「たしなみ」とか「素養」とかの原点のような気がしました。
年月を掛けて収集して積み重ねられた豊かさに支えられたデザインなのだとわかります。
展示されていた共著『図案の美学』には、デザインの目的意識とか創造のプロセスについて理路整然と書かれていて、たぶん当時は斬新な見解だったと思いますが現代に通じるものでした。
というドキュメンタリー映画。
冒頭のM16ライフルのアクションをダンスに落とし込もうとするシーンは、美しくもありショッキングでもあります。
英語がよくわかりませんが、現実のなかの身体としてのダンスと、踊る各自の心の問題には関連があって、それは強力なテーマになるということのようです。
戦争のための訓練として刷り込まれた動作、普通の日常の動作、ダンス、それぞれが作用しあって心の問題に向かおうとしている印象。怖いけど感動的でした。
Can Dance Heal the Ravages of War? Square’s New Short Film Tells One Vet’s Story >>
最終日に見てきました。
ポーラによる若手芸術家の在外研修助成の成果発表ということで、川久保ジョイ、池ケ谷陸、木村恒介、柳井信乃 の展示でした。小さな展示でしたが、かっこいい作品でした。
デジタルになって若い作家の作品は洗練されてスタイリッシュになったと感じています。
それはそれで楽しいのですが、尖った表現をする若い作家がほのぼのとした作品を作り始めたときが、いい時期にさしかかったときだとも思ってます。
日本の広告業界とは直接関係ないかもですが、アクセンチュア・インタラクティブは Fjord など世界的なクリエイティブ会社を傘下に収めてます。
広告よりもデジタルマーケティングが重要になって、エージェンシーよりもコンサルティングの時代になったということのようです。
日本の広告業界は世界でも特殊な構造になっていると思いますが、クライアントの要望の変化に沿って、日本の広告・宣伝・販促も変わっていくかも。
アクセンチュア インタラクティブ、世界有数のクリエイティブエージェンシー「Droga5」の買収に合意し、エージェンシーモデルの改革を推進 >>
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