ロンドンのデザインコンサルタントHetcoは、2020年4月から、裁縫のための布のキットを販売するベンチャーとして「pattern-project」をはじめたそうです。
Hetcoはデータ重視型のデザインコンサルタントでBBCや公益法人をクライアントにしています。
「pattern-project」はサイズに合わせた型にカットされた布が送られてくるサービスで、ミシンを持ってる裁縫の好きな人なら服を縫い上げることができるキットです。
この「人間中心」のキットは、ファストファッションに反対するムーブメントにも影響を受けています。
Hetcoの共同設立者のShruti Groverによれば、人々は多くの服が作られる「非人間的な」プロセスに慣れ親しんでいるそうです。
「裁縫を始めると、服の見え方が変わってきます」
「すべての服は、幸せではない手によって作られていることを知っています。自分の製品を縫うことで、服との絆が生まれます。」
これからは、オーダーメイドに対応して型を調整できるようにオンラインのUIを開発中だそうです。
コロナ禍でミシンの売れ行きは好調のようなので、このプロジェクトはうまくいくのかもしれません。
ほかにも、コロナ禍にデザイン会社が取り組む新しいプロジェクトが紹介されています。
httpsMeet the design studios making new products and businesses in uncertain times >>
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