これほどのクオリティのVFXを創る人たちがハリウッドで敬意を払われることなく、使い捨てのように扱われることに、悲しく、憤りを覚えます。
映像の日本語訳はこちら
90年代の Rhythm and Hues の仕事は驚異的なクオリティでした。覚えたばかりのインターネットで見たその制作プロセスはデジタルと手仕事による重層的で妥協のないオリジナルなものでした。
まぎれもなく、ひとつの「アート」であり、デジタルの制作とはこれほどのことが出来るのだと衝撃を受けました。
Rhythm and Hues のような大きな規模のスタジオでさえ映画の興行収入の何パーセントかを受け取るような契約とかできなかったのか。
請け負いのプロジェクトだけでなく、自ら映画製作に取り組んだらどうだったか。
何かを創る仕事が持続可能・成長可能であり続けるには・・・・とか。
・・・・いろいろ考えさせられます。
倒産の背景には映画製作に対しての各国の補助金の問題もあるようで、ドキュメンタリーはさらに続編があるらしいです。
http://www.hollywoodendingmovie.com
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http://takumikim.blogspot.jp/2013/02/rhythm-hues-studios.html
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