世田谷美術館で見てきました。
写真史に詳しかったら、もっと楽しかったかも。
1920年代〜30年代の広告写真やファッションフォト。
当時の女性を夢中にさせた写真だったことでしょう。
モノクロの豊かな陰影と質感、絵画的な画面構成。
モデルになった人物の視線の向きとか・・・
今の時代のビジュアルに慣れた視覚には不穏な感じもしましたが、ミステリアスでゴージャスでした。
あと、エドワード・スタイケンは生涯を通してコマーシャルな分野の仕事に取り組み続けた姿勢、「商業美術こそ芸術だ」というような矜持にも感心でした。
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