今年は一触れることができるのは一部の本だけで、しかも使い捨て手袋をしての閲覧でした。
展示は工夫されていて、鏡を使ってそれぞれの本の見どころを見れるようにしてくれていました。
でもやっぱり、触れることができると、書籍の造りについて深く理解できます。
めずらしい本を眺める、楽しい時間でした。
静謐に組み上げられた欧文もいいですが、中国の書籍のレイアウトや文字組がおもしろかったです。
今年はイラストレーションの表現が減って写真表現が多くなって、社会問題をテーマにした大判で分厚い本が増えた印象でした。
豪華な装飾よりも、簡素でメッセージ性が前面に押し出されたブックデザインになった感じ。
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