Archive for the ‘Book’ Category

19世紀からのデザインを一気読み『デザイン史を学ぶクリティカル・ワーズ』読了

火曜日, 8 月 17th, 2010

デザイン史を学ぶクリティカル・ワーズ

おもしろかったです。
19世紀からのデザインを俯瞰して理解できます。

知らない事や、あらためて理解できた事が多かったです。デザインはどうなって、そうなったのか。
結局は「人」のやっている事の集積であり、そこには理想とか美学とか社会といったことが、横たわって、繋がってたのだというダイナミズムを感じます。

ただ・・・
80年代以降は、社会現象や散発的なデザイン事例でまとめてあって「理論」というような一貫性が見えないのが残念でした。それだけ、80年代以降のデザインは混沌としているということでしょうか?

戦前戦後から60年代くらいまでのアートやデザインの歴史については、多くの本が出ていますが、80年代以降となると、すっかり少なくなってるのではないでしょうか?
「評論」という文化が終わったということなのかもしれませんが、ぜひ80年代以降のデザイン史について、詳しくまとめた本を出版してほしいです。
いまのデザインの世界に、必要なことだと感じています。

期待してます。

有名デザイナーが影響を受けた本を紹介 『私が出会ったart&designの本』

火曜日, 7 月 27th, 2010

私が出会ったart&designの本

http://designcommittee.jp/hon/

JAPAN DESIGN COMMITTEE が開催した企画展のアーカイブ サイトです。
様々な分野の有名デザイナーの方々が、影響を受けた3冊の本を紹介しています。
知らない本、知ってるけど読んだ事のない本が多くて参考になります。

あまり思い出すこともないけど・・・自分自身の「クリエイティブ」とか「美学」のようなものに影響を与えてくれた本は何だっただろう?
よく思い出してみると、自分のルーツが見えてくるかも。

神保町でいろいろ探してみようかな。

19世紀からのデザインの歴史を俯瞰してみよう 『デザイン史を学ぶクリティカル・ワーズ』

土曜日, 7 月 24th, 2010

デザイン史を学ぶクリティカル・ワーズ

ひさしぶりに、おもしろい本。
まだ読み始めたばかりで、1910年代です。

デザインの文脈を理解しておくのは、デザイナーにとって大事な教養な気がしてきました。
いまさらですが(笑)

あと、デザインの “語彙” を増やしておくことも大切だと感じてます。
仕事で関わりのある人たちと “正しい知識” と “豊富な語彙” でデザインについて話し合えることは、仕事の幅を広げる最初の要件かもしれません。

まだ最初の部分しか読んでいませんが、年代別に “事項” と “人物” で紹介が進んでゆく構成は理解しやすくて助かります。
この本は2006年の出版で、本の内容は2000年で終わっています。
出版元のフィルムアート社様におかれましては、2000年から2010年までの追加版を出版していただきたいです。
どうか、お願いします。

『THE BEAT GOES ON Vo.1 ビートの言葉展』開催中。電子書籍の時代に “ビート ジェネレーション” はどう見えるか。

木曜日, 7 月 22nd, 2010

HE BEAT GOES ON Vo.1 ビートの言葉展

http://www.tokyohipstersclub.com/html/exhibition/the_beat_goes_on_vol1.html

「オン・ザ・ロード」発刊から50年。映画化も決定し、再び注目を集めているそうです。
何度目かの「ビートジェネレーション再評価」なのでしょうか?

インターネットが一般に広がり始めた頃も、同じように「ビートジェネレーション再評価」で、そこには生き生きとしたビジョンがあったような気がします。
なんか、懐かしい感じです。

出版とか書籍とかが大きく変わるこの時代に、ビートジェネレーションの “ビジョン” はどんなふうに見えるのか・・・確かめてみたいです。

あと、Tシャツ欲しいな。

デザインのひきだし 「凸版・活版印刷でいくのだ!」

金曜日, 7 月 16th, 2010

デザインのひきだし 「凸版・活版印刷でいくのだ!」

グラフィック社刊の単行本。
失われゆく印刷技術へのノスタルジーかもしれないけど、こういうものは残してほしい。
この本だって、このお値段でこれだけ資料的な価値があるのは、お買い得だと思う。

トライアルとして印刷した見本がついてるし、その印刷会社の連絡先まで載ってる。
ありがたいです。感謝です。

以前、バッジや徽章をつくる職人さんに製作をお願いしたことがあります。
その職人さんはご年配のベテランの人で、様々な知識を教えてくれました。
そういった職人さんのところに足しげく通って、話をすることで得られることはとても多いと感じました。
謙虚な気持ちで、正直に話をして誠実に対応することが大切です。

デザイナーに必要な心構えと行動だと思います。

雑誌「ダ・ヴィンチ」鈴木成一のインタビュー記事

月曜日, 7 月 12th, 2010

雑誌「ダ・ヴィンチ」鈴木成一のインタビュー記事

http://web-davinci.jp/

雑誌「ダ・ヴィンチ」の鈴木成一インタビュー記事。おもしろかっったです。
個人的な印象として・・・なかなか宣伝上手な人の印象。

本のデザインは「モノ」のデザインだと言うのは、装丁のデザインをする人の多くがおっしゃってます。
なるほど、そういうことかと納得できる記事でした。

そういった装丁は電子書籍でどんな発展をするのかを、試してみたいです。

松田行正「図地反転の眼差し─自由な書物とデザインの思考」

日曜日, 5 月 9th, 2010

松田行正「図地反転の眼差し─自由な書物とデザインの思考」

http://bunka.gakuin.ac.jp/cmc/cafe/013.html

松田行正さんのデザインした本の緻密さ、濃密さは尊敬してます。
ご自身のデザイン素材や制作過程のお話も聞けるらしいです。
書籍デザインの奥義に、ちょっとでも触れてみたいです。

こういう教育機関がオープンにしてくれている場に行ったことがないですが、おもしろそうです。
場所も近いので、行ってみようかと。

未来の絵本 iPad電子書籍で絵本はこんなことになる

水曜日, 4 月 14th, 2010

落ち着きのない絵本です(笑)
でも、スゴいです。子供は喜ぶでしょうね。

iPad向けのコンテンツを90年代のCD-ROMのようだと書きましたが訂正します(笑)
「手に持つ」iPadと「マウスを持つ」パソコンは根本的に楽しみ方が違うんですね。
コンテンツのカタチも違ってくるはずです。

いままでと違うデザインの考え方が登場するのを期待してます。

日本語epubの仕様の提案書

木曜日, 4 月 8th, 2010

嵯峨本

http://blog.goo.ne.jp/youhei2066/e/000ddfdc4529d64afdee249244a2a673

こういうこと、もっと早くやったほうがいいですよ(笑)
仕様の案は以下のとおり
・書籍の組み方向として縦組を指定できること
・縦組では、段は上から下、ページは右から左へ配置されること
・縦組でも柱、ページ番号、キャプション、表中の記入項目は横組で表示されること
・縦組の書籍を横組で表示できること、その逆もできること
・縦組用と横組用の両方のスタイルシートを持てること
・縦組の欧文処理で90度回転表示や縦中横にも対応すること
・禁則処理
・モノルビとフォールバック情報が使用できること
・テキストに圏点を付けられること

どれも、必要な気がする。
これができたら、電子出版のための良い環境ができるのかも。
でも、CSSでどう書くのか、あまり想像がつかないです(苦笑)

また、epuファイルを制作するときに、どうやってプレビューしたらいいのかも・・・
制作者自身がプレビューできる環境がないと、仕上がりがどうなるかわからない。
ブラウザのようなものでプレビューしながら作る方法があるのかな。
あと、ページの概念は必要な気がするけど・・・どうだろ。

デザインの未来ポッドキャスト Webコンテンツと電子書籍

水曜日, 4 月 7th, 2010

デザインの未来ポッドキャスト

http://admn.air-nifty.com/cs/2010/02/sound-vol39—2.html

2月26日ということで、配信日がちょっと古いですが・・・
「common style」さんの「デザインの未来 ポッドキャスト」で、おもしろいお話が聞けました。

「電子書籍とwebコンテンツは接近している。webと電子書籍を同じ視点で見ている」という話。
共感すると同時に、ちょっとした違和感もありました。

グラフィックデザインとウェブデザインをやってきた者として、デザインの “豊かさ” において、書籍のデザインはウェブデザインよりもはるかに洗練されていると思います。(比較しても意味ないかもしれませんが・・・)

でも、ウェブデザイナーが電子書籍の理想的な実現に向けてトライアルを行うのは、良い結果になると思ってます。
このトライアルは “webデザインの別パターン” や “マルチメディアの焼き直し” ではなくて、コンテンツにおける本質的な “デザインのチャレンジ” であってほしいです。

そういうチャンスなのかもしれないです。