Archive for the ‘プロダクト’ Category

たった7日間でデザインされた世界の名車

火曜日, 7 月 27th, 2010

たった7日間でデザインされた世界の名車

まったく知らなかったです。
“フェラーリ デイトナ” こと “フェラーリ・365GTB/4” はピニンファリーナによって、たった7日間でデザインされたそうです。
世界の自動車の歴史に残る名車がです。
しかも1960年代の話です。

現在の自動車は、デザインにおよそ4年の歳月をかけるそうです。

なにが、たった7日間で、デイトナの奇跡的なデザインを成功させたのか・・・。

デザイナーの造形力もさることながら、それは “デザインを決定する能力” かもしれません。
デザインを決定する者だけが発揮する “デザインを決定する能力” は、デザイナーの造形力とはまったく違う次元からデザインに力強い魅力をもたらします。

“デザインを決定する能力” は決して造形力ではありません。
それは “決定力” といっていいものかもしれません。
デザイニングと正しく関わりデザインを有効に活用するために大切なのは、この “決定力” なのでしょう。

おそらく、エンツォ・フェラーリ(?)とピニンファリーナの間には深い信頼関係がり、そういった信頼関係から “決定力” が発揮され、こういう奇跡的なデザインが生まれたのかもしれません。

デザイナーと企業の協力プロジェクト「design-proposal」

金曜日, 6 月 4th, 2010

デザイナーと企業の協力プロジェクト「design-proposal」

http://www.design-proposal.net/menu.html

プロダクトデザイン、雑貨デザインなどの分野だと思います。
参加企業からテーマが提示されて、デザイナーが応募する形式のサイトです。

プロ向けです。
生産工程やコストについてもある程度の理解・経験を求められるようです。

応募されたデザイン、コンセプト、アイデアなどを、どのような管理がしているのか気になるところではあります。
でも、いいプロジェクトだとも思います。
もっとデザイナー主導の提案を受け付けてもいいような気もします。

このサイトで応募されたデザインからプロトタイプが製作されるようになったら、とてもいいと思います。
チェックし続けてみたいです。

フォルクスワーゲンがイタルデザイン・ジウジアーロを買収

木曜日, 5 月 27th, 2010

イタルデザイン・ジウジアーロ

http://response.jp/article/2010/05/25/140835.html

ベルトーネもピニンファリーナも自動車関連の(イタリアの)有名なデザイン会社はここ数年、厳しい経営状況が続いてます。
“カロッツェリア” として創業して20世紀を輝かしいプロダクトデザインで彩ったデザイン会社も経営的には独立していられなかったのでしょうか。
何が失敗だったのか、知りたいものです。

これからジウジアーロのデザインはフォルクスワーゲンの独占になるんでしょうか。

オーディオの美しいインターフェイス、B&OのBeoSound5

火曜日, 5 月 11th, 2010

B&Oのオーディオはいつの時代もかっこいいです。
Apple製品のような大衆性はないかもしれませんが、こういうのもいいです。

70年代のオーディオにあった、あの重量感のあるダイアルが軽く正確に回る感じです(わかってもらえますかね?)
なんか生理的に気持ちいい感触です。高級感や工業製品としての精巧さを感じるんです。
左側のディスプレイをタッチスクリーンにしないのがリビングルームに置くオーディオのインターフェイスとして賛成です(笑)

そういえば、数年前にiPodのFMトランスミッターを使って70年代頃のB&Oのラジオチューナー付きオーディオ(真空管オーディオ)を鳴らすのが流行ってました。

ソニーのデザインは復活するか

木曜日, 5 月 6th, 2010

ミラノサローネ2010でのソニーのデザインコンセプトの展示http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201004/10-051/

ミラノサローネ2010でのソニーのデザインコンセプトの展示です。

家電デザインを拡張して展開した、意欲作です。
実現できたら、ソニーブランド復活も見えてくるかも。

“モノリシックデザイン” というコンセプトのミニマルなデザインです。
生活の中に取り込まれるデザインとして、こういったミニマルなものは大歓迎です。

でも、なぜか、ちょっと、アニメオタクな感じがするんです(笑)
デザインコンセプトや理論は素晴らしいですが、プロダクトとしてちょっと“痛い”というか・・・。
BANG & OLFSEN のような色気があまり感じられないのも、なぜなんでしょう。
写真のせいかな? 実物はエレガントなのかも。

コンセプトモデルは市販に近づくと「何か」が消える

金曜日, 4 月 30th, 2010

コンセプトモデルは市販に近づくと「何か」が消える

BMW コンセプトCSの写真
BMW コンセプトグランクーペの写真

BMWが2007年の東京モーターショーで展示された「コンセプトCS」が左、
今年の北京モータショーに出品する「コンセプトグランクーペ」が右です。

なんか、デザインとして、ガッカリ感があるんです・・・。

初期のコンセプトモデルには「何か」がある気がします。
デザインはプロセスの経過とともに磨き上げられていく要素と、失われていく要素があると思います。
あらわれたり消えたりするそれらの要素と「何か」は別なものなのかもしれません。

工業製品の製品化には膨大な要件があるのですから、コンセプトデザインが市販モデルに近づいていく段階で「普通」になっていくのはしかたないのでしょう。
それとも、『中国でこういう「普通」の感じが受け入れられ易い』という別な高次元の判断があるのでしょうか。

中国の発明家の2足歩行ロボット

日曜日, 4 月 18th, 2010

中国の発明家の2足歩行ロボット

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20100417/20100417-00000690-fnn-int.html

中国の発明家の呉さんがつくった二足歩行ロボットが上海万博に展示されるそうです。
そのニュース映像なんですが、このロボットのデザインがチャーミングです。

動く姿、表情、銀色のボディに赤い文字・・・ASIMOとはまったく別な意味で「人間的」です。

昔のテレビ番組「がんばれロボコン」を思い出しました(笑)

自動車デザイン専門誌 「CAR STYLING」が休刊

土曜日, 4 月 17th, 2010

自動車デザイン専門誌 「CAR STYLING」が休刊

http://response.jp/article/2010/04/13/139088.html

創刊が1973年というとスーパーカーブームの先駆けのような時代でしょうか。

これから登場するクルマのデザインを見ることができる雑誌で、おもしろい雑誌でした。
雑誌の紙面のデザインが洋雑誌風とでもいうのか、ちょっと他の雑誌とは違う感じがあります。
こういう独特なデザインの雑誌って、どんどん廃刊になってる気がします。

カースタイリング出版の藤本取締役の言葉です
「・・・自動車雑誌がコンピューター関連の図書に取って代わられた。インターネットの情報速度に太刀打ちできない印刷媒体は、そのハンディに打ち勝つ付加価値を備えなければならなかった・・・」

若者が自動車から離れていくのは経済的にしかたがないことなのかもしれません。
携帯電話とゲームと通信費に掛けている金額を考えたら、中古車くらいは買えそうですが・・・

ミラノサローネ国際家具見本市 2010

水曜日, 4 月 7th, 2010

エンツォ・マーリ

http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_14887/

エンツォ・マーリの新作チェア。深澤直人のシェルフシステムが出品されるそうです。

エンツォ・マーリのイスは昭和の頃のみかん箱みたいだけど(笑)、なんかいいです。
深澤直人のシェルフシステムはホントに欲しいけど、高そうだな~。

エンツォ・マーリの「プロジェクトとパッション」は、おもしろい本でした。

新しいBMW5シリーズのデザインは中国向けなのかも

土曜日, 3 月 27th, 2010

新しいBMW5シリーズのデザインは中国向けなのかも

http://www.bmw.co.jp/jp/ja/newvehicles/5series/sedan/2010/showroom/index.html

新しくなったBMW 5シリーズ。
以前の5シリーズのデザインにあった「エグ味」は薄くなって、スリークなデザインになった感じ。
これは、日本じゃなくて中国でウケることを意識したデザインなのでは?
BMWガそう言ってるワケじゃないですが、欧米よりもアジアで受け入れられるデザインな気がします。

「なぜ、そういうデザインをしたのか」を伝えることは、必ずしも良い方法ではないのかもしれません。
デザインの狙いよりも、デザインのクオリティを喧伝することができるのは、BMWがデザインを正しく扱える会社だからでしょう。
さすが世界のプレミアムブランドです。

「デザインについて正しい説明ができる」・・・これは難しいことです。
自分のデザインについての説明もいつも難しいです。
でも、これはデザインを伝えるためだけじゃなくて、デザインをするときにも、デザインをとりまく環境のためにも、大切なことです。

この新しいBMW5シリーズ、デザインだけじゃなくて、性能にも無駄がないです。
ハイブリッドカーじゃないけど、ブレーキを踏むとバッテリーを充電して、アクセルを踏み込んでるときにはオルタネーターがエンジンから切り離される(?)ことでエンジンの負荷を押さえるとか・・・。
これは「走ってる状態」で考えたときに、最適な選択肢を選びとっている気がします。

ウェブサイトでの機能説明もうまい。

いろんな意味で「わかってる」ひとたちが作り上げたプロダクト。