プロジェクトとパッション
なかなか難しくて、やっと読了。
理論的に理解しようとすると、人文科学とかいろいろ知識が必要なので、感覚的な理解を心がけて読んでみました(笑)
最後の章の学生に向けての話は、美術やデザインの教育を受けた者として身にしみるものがありました。
学生のうちに、もっと多くの人に合って、多くの勉強をすべきだったと後悔します。
著者エンツォ・マーリのユートピア的な志向は、あたたかく力強い感じで勇気づけられるものがあります。
「過剰さ」のなかにあって、デザインとデザインをする人は何を理想にしたらいいのか、ヒントをもらった気がします。
たいていの企業の組織的な「プロジェクト」は、ゴールに向けて最短距離を進んで行く事が良いとされています。
でも、この本に書かれている「プロジェクト」は最適で最前の方向に進んでいくための方法です。
イタリアの工房や職人の文化に基づいているからこその考え方なのかもしれませんが、この「プロジェクト管理法」はパーソナルで持続性があって、むしろ合理的に感じます。
これからの社会に必要な考え方な気がします。
読み終わった後、誰かと一緒に仕事がしたくなる本でした。
